あんぐり。
ジャンプ今週号の約束のネバーランドで、猟場編の名敵役レウウィス大公の唐突の再登場に驚きました。
まー、ひょっとしたら生きてるかもしれないって描写は前にあったから可能性は予想してなくもなかったんですけど、ここでか!
約束のネバーランドは完結に向けて一気にいろんなことに決着がついてて、私としては今はママことイザベラに注目してて、進展を見届けてからゆっくり彼女についての感想ブログ書こうと思ってたのですが、今週号でレウウィス再登場を見て驚いて、何はともあれ先にこっちを書きたくなりました。
個人的には今週のワンピースでカン十郎がスパイだったりルフィとローとキッドが再び共闘したことよりもインパクトありました。
で、レウウィス。私は彼をかなりナイスな敵キャラだと思ってます。
この漫画は鬼側のキャラは設定や物語的にはしっかりしてるのもいるんですが、どうも見た目に関してはピンとこないデザインが多いと感じてます。
そんな中、レウウィスは数少ない見た目も中身も素晴らしいボスキャラでした。
他にいい鬼キャラはレグラヴァリマ女王くらい。あとはギーラン卿はちょっとよかったけど、邪血の少女ムジカすらデザインはいまいちかな、と私は思ってます。
レウウィスは黒ハットと黒装束で、まさに死神キャラとしてベタなんですけどね、でも分かりやすいことと、黒一色が目立って映えるってのはやっぱり強いです。
一体彼はどうやって生き延びたのか(復活したのか)?
そして今このタイミングで姿を見せた理由は?
そのへんは今週だけでは情報がまだ全然無くて不明です。
今後明かされるのを待つのみです。
ただ彼が肩に乗せてる小動物、パルウィスって名前らしいですがこいつが何か鍵になってそうな感じはあります。
私は最初は「こいつがレウウィスの本体なのでは」と思ったこともあったのですが、別の人格を持ってる描写が出てきたのでその線は消えたっぽい。真相はいかに。
猟場編のラストで貴族鬼の死体が描かれてるシーンで、レウウィスだけは血痕だけで死体がなかったので、実は生きてるかあるいはそれに近い何かがありそうな伏線はありました。
(もう2年近く前かあ~)
それが今週発動されたと。
鬼の社会はノーマンの策略で女王を始め政権運営できそうな人材は皆殺しにあって、もうどうにもこうにもならないのではって状況だったので、彼がこの混乱を収めるのにピッタリな役なのは確か。
でも、彼はそんな政治なんかに興味あるのでしょうか?
そこは今週号でもソンジュが疑問に思ってました。
レウウィスとソンジュは実の兄弟。
二人は鬼社会の約束システムや農園システムには否定的で、養殖ではなく天然の人間と戦ってそして喰いたいと思ってる(思ってた)点でだけは一致してますが。
レウウィス自身はその動機を、現状の鬼社会が限界でさすがに見てられなくなったから、そして「なんとなく」とだけ説明します。
なんとなく、ねえ。
彼は猟場で、エマやルーカスやユウゴ達と念願の血沸き肉躍るガチの戦いを味わえて、今まで最強だったのが初めて敗北を知ることができて、そして何らかの方法で死の淵から復活して、憑き物が落ちたって感じの心境になったってことでしょうか。
何にせよ彼は女王政権が独占していた邪血の秘密を民に明かして、ムジカとソンジュが鬼社会の救世主だと宣言。
これで鬼社会は救われました。
この物語内の問題の一つはこれで解決。
でも、彼が生きていたことを、オリバー達が知ったらどう思うでしょうね?
自分達や師ルーカスや多くの食用児の命を文字通り弄んできたやつらのボスです。憎き仇敵です。
猟場そのものはもう消滅したから、終わったこととして彼の存命を受け入れられるでしょうか?
そのへんのやりとりが今後しっかりあることを期待してます。
あと今週号はパルウィスがレウウィスのセリフに連動した表情をいちいちしてたのが面白かったです。マジでこいつは何者なんでしょう?
それにしても、イザベラとの再会とレウウィスの再登場は作品上は同じ日に起きてることなんですよね???
出来過ぎな感じは否めませんが、ここももしかして何か意味があるのかな。
あ、あとふと思ったんですが、ユウゴとルーカスは実は生きてるってこと、ありうるでしょうか?
なんかいろんな人が「生きてた」をやってるからこの二人もあったりして。ないか。
さて、今週はレウウィスに持ってかれたけど、私が続きが気になってるのはやっぱりイザベラ。
レイは母と再会して何を語り合う?
そのへんを読めたらまた感想書きたいです!