スイッチライトで「ウィッチャー3」を遊んでます。
このゲームは「わくわくする」とか「楽しい」とかは感じないんですが、「続きが気になる」「やめられない」みたいな面白さはあってすごく夢中になってます。
私はもともとゲーム機は何年も3DSしか持ってなかったのですが、去年の9月にNintendo Switch Liteを買って今はめっちゃ楽しんでます。
それで今ウィッチャー3を遊んでるのですが、これ超すごいゲームでした。
この作品は全世界で超傑作と評価を受けてる上に、私自身が今時の本格ゲームに浦島太郎状態だったことの反動も加わって、めっちゃ衝撃を受けてるんだと思います。
すごいわー。
プレイ時間50時間突破!
暇さえあれば遊んでます。
でも公式サイトで「プレイ時間は150時間以上」と銘打ってるので、まだ全体の1/3しか進んでないってことなんでしょうかね。
超ずごいボリューム。
地図を見てもハテナマークの「まだ行ったことのない場所」だらけ。
これ全部制覇するのに確かに100時間とか余裕でかかりそうです。
でも「途方に暮れる」とは全く思わず「何時間かかってもやってやる!」と思わせてくれます。
そしてゲームシステムも、最初は訳が分からない要素が多かったのが、やってるうちに理解してきて、やりがいを感じてます。
このゲームはCERO Zで完全な「18歳未満禁止」のやつで、以下はそういうグロい画像があるのであしからずお願いします。
さて、このゲームの主人公、ゲラルトはウィッチャーという「怪物退治を得意とする強化人間のフリーの戦士」で、「敵から逃亡中の自分の義理の娘を見つけ出して助ける」という大目標に向かいつつ、それと並行していろんな人から依頼を受けて解決したりもしながら冒険していくという設定。
人間の悪党やモンスターをズンバラリンと斬っていきます。
世界観がめっちゃ物騒。
人間たちは二つの大国が戦争してて戦時中だし、それとは別にモンスターのほうも何か恐ろしい奴らが何か企んでるみたいだし。
(敵ボスっぽい人がちょっと出てきたけど、本当にボスかどうかまだ全然わかりません)
おどろおどろしくて、なんかもうひたすら暗い!陰惨!
でもそこに惹き込まれます。
「暗い」というのは物理的な画面の明るさという意味でも言えて、本当に画面が暗くて、ちょっと遊ぶとすぐに目と頭が疲れます。
でも休憩したらまたすぐ遊びたくなるんです。
このゲームで私が惹き込まれてる点はいろいろあって、まずはストーリーひいては「選択肢」を挙げたいです。
特に悩ましいのが命乞いをしてくる敵とか、殺すべきか倒すべきか迷うような哀れなモンスターとかの生殺与奪で、「どっちを選んだらいいんだ!」と苦悩させてくれるヘビーなのが多いです。
どうやらこの選択肢によって、重要登場人物の生死が左右されるようです。
選ぶ時点ではどっちを選べばどうなるかとか、全然見当がつきません。
でもこの「分からない」のが楽しいんです。
何度も選択肢を迫られてるうちに、今は「もう自分の心の赴くままでいいや」って心境になって、選ばさせてくれるのが面白くなってきてます。
果たして選択肢次第でエンディングが変わったりするのか?望むところです。
CERO Zの18歳未満禁止指定のゲームを私はこのウィッチャー3で初体験してます。
今のところ一番衝撃を受けたのは、「胎児のモンスター」です。
とある登場人物が流産した胎児がモンスターになってしまうっていうストーリーとそのCGのグロテスクさに本当に驚きました。
そしてただグロいだけじゃなくて、物語が切なくて胸を打ちました。
この胎児モンスターは、退治せずに、呪いを解いて救出できました。
できたときは心底ほっとしました。
胎児を退治。
最後は精霊のような存在になってくれました。
あー良かったー。
そしてこのゲームのおそらく重要要素の一つ、セックスシーンも鑑賞できました。
主人公ゲラルトはどうも本命の女性がいるようだけど、他の様々な女性とも関係を持っちゃうタイプの人のようです。
で、肝心のそのシーンは、任天堂のゲームハードでどこまで表現されるのか?
下着着用でした!
なにやら海外版とかパソコン版とかでは全裸になってるシーンではこのスイッチ版では下着をつけているのだとか。
めっちゃあっさりしてました。
該当シーンは1分もなく、途中で選択肢とかが出るわけでもなく、すぐ終わるシーンでした。
あっさり事後の場面に変わって、そこでも両者しっかり下着を着用。
ま、こんなもんか。
最初から「スイッチ版はマイルドになってます」とあったし、これでいいと思います。
別に期待してたわけではありません。興味はもちろんありましたけど!
細かいところでもいろいろ興味深かったり、時には笑えたりします。
ゲラルトは水を飲んだだけで体力が回復します。
便利な体です。
アイテム名が「水」じゃなくて「容器に入った水」なのにもなんか笑ってしまいます。
容器に入ってることが重要なのね。
フルボイスで声優の演技もいい感じなのですが、そのせいでゲラルトが独り言が多くなってしまってるのもちょっと笑えます。
「ここを調べてみよう」とか独り言でプレイヤーに説明してくれます。
陰惨な世界観で気が滅入るような物語が続くのに、心のどこかでなんかちょっと笑ってしまうようなノリもあってすごく好きです。
1ヶ月以上ずっと遊んでるのですが、これでまだ全体の1/3なのなら、まだあと2ヶ月以上はじっくり満喫できるってことなんでしょうかね。
続きや結末も楽しみです。