HUNTER×HUNTERが休載されたのは去年2018年の11月末でした。
結局一年以上休載されちゃいましたね。
今回はかなりの長期休載になってしまいました。
前回と前々回は4か月間だけだったんです、休載。
3ヶ月連載して4ヶ月休むってのが定期的サイクルになりかけてたのですが、今回でそれも崩れてしまいました。
残念。
私は以前のブログで今年の5月には連載再開されるかな?とか予想してたけど大外れどころか2019年は一度も掲載されることなく終わりそうです。
世の中では作者冨樫義博は休載中は「ゲームで遊び惚けてる」「アイドル(特に欅坂)にうつつをぬかしてる」とか根拠のない揶揄してる人もいますが、私はさすがにそこまでプロ意識を失ってないんじゃないかと思ってます。
かなりひどい腰痛を患っていることは、よく巻末コメントで真実味をひしひし感じさせてたので、それが休載の最大の要因かな、と。
でも1年以上仕事ができないほどの重症だとしたら、そんなんもう漫画どころのレベルじゃなくて、なんか普通に人の生命や健康を心配する感覚です。
それはそうと、連載再開には他にも必要な条件があります。それは単行本発売を同時に行うこと。
連載はいつも単行本1冊ぶんの10話執筆するごとに休載し、次の再開時に前回までの10話を単行本に収録して発行するのが慣例となっています。
冨樫が単行本作業を完了させないと連載再開もできないのかもしれません。
現状未収録の381話から390話まではどんな話でしたっけ。
第1王子ベンジャミンの私設兵リハンとウショウヒが第8王子サレサレの暗殺に成功。
第9王子ハルケンブルグは国王ホイコーロに継承戦中止を直訴するが不可能だと諭されて念能力に覚醒して、第1王子私設兵シカクを射殺し自分の能力の研究に利用中。
週に一度の晩餐会が開催され、第10王子カチョウと第11王子フウゲツがセンリツとH協会員キーニの協力を得て船からの脱出を試みるが、失敗しカチョウは死亡、フウゲツも事実上脱落。
船の下層ではカキン国のマフィアの三つ巴抗争が激化。ヒソカを狩りたい幻影旅団も加わって、全面戦争勃発待ったなし状態。
マフィアの後見人の一人第4王子は天才的才能で念能力をあっさり取得。彼を暗殺したかった私設兵テータは彼に完全敗北してもうなすすべなし?
第14王子ワプルとクラピカがいる1014号室では念能力講習が成果を上げ第3王子チョウライや第5王子ツベッパとの(表面的な)同盟の強化に成功。しかし第2王子カミーラの私設兵サラヘルが第14王子ワプル暗殺を目論んで次回の講習に参加するらしい。
第1王子ベンジャミンは第9王子ハルケンブルグを裁判にかけて法廷で何かの勝負をしかける模様。
そして下層ではマフィアのドンパチが開始!ってところで休載になってます。
うん。ややこしい。
この継承戦、他にもホイコーロが我が子の遺体を何らかの装置に仕掛けてたり、ヒソカがまだ一度たりとも登場してなかったり、もう「ややこしい」なんて言葉で済ませられないほどのややこしさです。
でも私はむしろそういうのになんか惹きつけられてて、どれだけ休載されても「続きが知りたい」気持ちがなかなか消えないんですよね。
他の作品では「続きがあまりにも出なさ過ぎて、どうでもよくなってきて、もう続きが出なくても別にいいや」ってこともあるんですけどね。涼宮ハルヒとか。
冨樫が心身ともに健康で続きを執筆できる日が来るのをずっと待ってます!