今週のかぐや様は今までで一番私自身に刺さった話でした。
自分の青春時代の記憶が蘇ってしまい、ちょっと読むテンションがおかしくなりました。
「うあああ」と転げたくなるような。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい160話 「白銀御行は話したい」
今までこの漫画読んでて自分を投影させることって皆無だったんですけど、今週号の電話をテーマにした話は、読んだ瞬間、すっかり忘れてた自分の遠い記憶の扉が開いてしまうという珍しい体験をしました。
中学時代、女子と初めて「二人でおしゃべりすることを目的とした電話」をしあった思い出が蘇ったわけですが、そんな話をここでしてもあまりにも意味が無いのでそれは省略します。
それより他にも思ったことがあったので、そっちはちょっと書きたいです。
それは時代が一巡したって感覚。
私の中学時代は携帯電話持ってる中学生なんてまずいないような頃で、電話といえば家庭の固定電話かテレカ使って公衆電話ボックスかって頃です。大昔!
そんな頃に、自宅で子ども部屋に子機を持ってってドア閉めて、親機からの電波がギリギリ届くノイズだらけの音質で話してた自分を、通話アプリで自宅のWIFIがギリギリ届く場所を求めてさまよう白銀に重ねてしまいました。
昔は固定電話だったのが、携帯の普及でみんなどこでも通話できるようになった時代に変わり、さらに、通話が電話回線ではなくアプリが主流になったことで再び家庭の中の電波の範囲に縛られる時代になってしまっていたのですねー。
そんなことを今週号を読みながらしみじみ思ってしまい、なんかもう本当に変な気分です。
さて頭を切り替えてなんとか本編の感想を。
白銀とかぐやが現状「恋人らしいこと」として日々できているのはLINEくらいで、今回はそこからもう一歩進んで「恋人らしい電話トークをしよう」と。
今の中高生はそういうときはビデオチャットでやるもん?
でも二人は今回は音声のみの通話です。
ビデチャだと相手の音声は周囲に駄々洩れ、自分の声もでかくなりがち。
ヒソヒソ話には不向きかも。
ましてや白銀家の1LDKでは。
1LDKで三人暮らし。
一部屋をカーテンだけで区切った向こう側では圭ちゃんが体操し、リビングでは白銀父が体操し、白銀は二人を避けるために自宅のWIFIがギリ届くアパートの階段でかぐやとの電話トークに挑みます。
それにしても圭ちゃんは登場するたび体操してる気がします。
で、電話トークで二人だけの世界を堪能する白銀とかぐや。あー青春や。
夜も遅くなり、かぐやは執事にたしなめられ、白銀は寒空に居続けるのも苦しくなって、なのに「じゃあもう切ろうか」とはならず、白銀は結局圭ちゃんのいる自室で通話を続行。
二人はそれぞれの自室のふとんの中で秘密の会話を続け、まるで同衾してピロートークでもしてるかのような気分に。ああああ青春や。
かぐやは夜更かしが超苦手な筈なのに、白銀とずうう~っと話し続けてて、どれだけ嬉しいかが伝わってきます。
でも限界がきて寝落ち。
白銀は「おやすみ、かぐや」とか深夜のテンション全開で決めて、通話終了と。
かぐやには夢うつつでそれが届いてて乙女顔。本当に今週は純粋な恋愛漫画度が濃い回です。
しかし私にはそこのかぐやの表情より次のページの圭ちゃんの表情のほうがヒットでした。
この子兄貴がふとんに潜ってかぐやとイチャラブトークしてるのを、何時間もかぶりつきで聞いてたんですね。
案の定音は筒抜けでしたと。ついでに隣室の父にも。
白銀の、二人だけの秘密の会話だと思って話してた内容が家族に全部丸聞こえだったときの心情はもう計り知れません。
とくに最後の「おやすみ、かぐや」とか。
絶叫してその場から逃げたいほどでしょうが、白銀はそうすることも許されず、妹からの尋問を受けるはめになりましたとさ、っていうオチ。
でもまー、ちゃんと家族に話せる機会ができたのはいいことじゃないですかねえー。
圭ちゃんは「お兄いが好きなのはハーサカさん」って誤解してて、今の今まで相手がかぐやだってことを知らなかったようです。
圭ちゃんはかぐやのことが大好きなのですが、その彼女が兄貴と付き合うようになると嬉しいと思うでしょうかね。
それにしても通話時間5時間21分かあ……。
もし電話回線だったら通話料は安く見積もっても2000円くらいでしょうか。
(白銀家は世田谷区、四宮家は港区)
それが今では無料でここまで話せるんだから、やっぱ通話アプリってすごいですよね。
あ、ところでかぐや様アニメ版の2020年のカレンダーが発売されるそうです。
伊井野はいないです、絶対。
いや、もしいたら買いたいほどなのですが、どこかで内容確認できんかな?
エンスカイ かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 2020年カレンダー CL-42
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