クリスマスの夜、パーティー会場では石上を中心とした謎の時空波が観測されました。
簡単に言えば確変ってやつですが。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい144話 「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編（2）」
今週号のかぐや様では、伊井野は石上が子安には優しいのに自分には優しくしてくれないことにいじけて、子安は石上が伊井野ばかり気にかけてることに何やら思うところがある素振りを見せます。
しかも二人とも酔って言ってるんだから、本音を語ってる感半端ないです。
なんと石上がモテてます。石上のモテ期モテ空間モテ時空。
とはいえこれは「異常事態！」「一体何が起こっている！」というような不可解なものでもなくて、二人の姫がそう思う心情は、これまでの物語から、そう分からなくもないようになってます。
さて、NEW GAME編という名の――伊井野が腕を骨折する結果だけは分かっている――回想編、子安宅でのクリパが始まりました。
あ、子安の自宅ではなくてどこかの会場なんでしょうかね？
想像よりずっと大きな場所でかなり大人数。
石上はウェイの陽キャのノリに必死に合わせます。
そんな石上をすっごい無表情で見つめる小野寺。
小野寺は無表情が多くて感情が読みにくい子ですが、石上のことは、一年女子の嫌われ者であることが偏見だと知って、今はいろいろよくしてくれるいい子であることは分かってます。石上には男として全く気はないみたいです。
ちなみに石上がラノベオタであることや子安に惚れてることを既に知ってます。
今日も石上が子安のノリに戸惑ってるところをさりげにフォローしてくれました。
（ところで石上が嫌われ者であることは、今回のパーティーで何か辛いことになる不安があったけど杞憂でした）
ここ「エアコン効き過ぎて寒くない？」は今は冬なんだから「効いてなくて寒くない？」のミスですね。
そして小野寺は伊井野のこともフォローしてくれたようです。
前回の伊井野の失敗メイクは彼女のおかげで大改善。
見違えた伊井野にモブ男が声をかけてきます。パーティーなんだから声をかけること自体は何も悪くない。でも石上はなぜかモブ男にトゲトゲしい感情。
まーこれは彼が伊井野に言い寄る男に嫉妬してるというより、中学時代の事件から世の中のナンパ男全体への警戒心が強いからって範疇かな。前回かぐやを心配した気持ちとほぼ同じで。
モブ男が伊井野の香水を褒めると、石上はそこには同意してます。
ん？伊井野の香水というと以前かぐやから貰った高級香水があるけど、あれは石上とは何も関係なかったし、どういうことでしょう？違う話？
でも小野寺が（また気を利かせてくれて）伊井野とモブ男の間に入って、話題が変わってノンアルカクテルの話に。
でもカクテルはノンアルコールなのに、子安がウイスキーチョコを出してしまい会場にマジモンのアルコールが投入されてしまいました。
まさか酒が入るとは。
ここから流れが狂っていきます。姫たちは酒と聖夜に酔い、石上と何かが起こり、そして伊井野が骨折すると。
関係ないけど私ウイスキーが大の苦手なんです。お酒は好きなんですが。ってマジでどうでもいい話ですいません。
でもウイスキーボンボンって未成年が買えるんでしたっけ？
大人から貰って問題が起きたときは、あげた大人に責任があったりするのかな？
それと子安が出してきたのは高級品っぽい。食べやすいからつい何個も食べてしまい、すぐ酔いそう。私は無理だけど！
チョコを食べてご機嫌子安は石上とイチャイチャベタベタと仲良くバーテンごっこを楽しみます。
その様子を尻目に伊井野のほうは死んだ目をします。正直どっちもこわい。
伊井野は難しいカクテルを子安にふっかける始末。
ピニャコラーダとかジントニックとかこの場でカクテルの名前がスラスラ出てくるのもなんかもう完全にいつもの彼女じゃなくなってる感じ。
伊井野チョコめっちゃ食べてます！
石上にも絡み出します。
……ここは、酒の力で彼女の本音が聞けたって思っていいんでしょうかね？
伊井野が石上を嫌うのは、今不機嫌なのは、自分をバカにするから。
他の人には、子安つばめ先輩には優しいのに、自分には全然そうしてくれないから。
文化祭のキャンプファイヤーの時だけは優しくしてくれたのに。
……本当に、なんつうか、このあたりはもう、この漫画の本筋の白銀とかぐやの恋愛物語とは全く別物の世界を見せられています。
伊井野は、純情可憐なの？三角関係なの？？？
とか思ってたら伊井野は小野寺から水を貰ってコロッとご機嫌になりおネムになり、ソファーで寝てしまいました。
おいおいこんだけ意味深なこと言って寝るなよー。あとさっきのモブ男、実はいい人。
そのままパーティーは恙なくお開きに。
都合のいいことに今回のクリパで子安狙いの参加者は石上だけのようで、片付けの名目で二人きりになれました。
子安もなんかいつもと様子がちょっと違います。でもチョコを食べまくったせいなだけでもないみたいです。
石上はドキマギしながらも伊井野のために終電で送り届けることを忘れません。
そんな石上に意外なことを言い出します。
「ゆーくんはミコちゃんの事ばっかなんだね」
いや、意外というか、子安は石上に告白されて脈アリらしき描写はこれまでもありました。
でもこんな石上が他の女と仲良くしてることを気にするレベルだとは。
どうやら今石上と子安が都合よく二人きりになっているのは、偶然ではないのかもしれません。
子安自身が、自分狙いの男子は石上しか招待しなかったという可能性。
バーテンごっこの時に体を密着したのもわざとか。
はては石上に終電に間に合わなくさせるために嘘までついてしまいました。
一体何が彼女をここまで虎にさせるのか。
彼女は石上に告られ（たと誤解し）て、真剣に考えて、彼に何を見てどんな結論になったのか。彼女の真意と目的は。
その答えが次回わかるんでしょうかね。
ただ問題はこの場は実は決して二人きりではないというところ。
伊井野がいます！
今週号はつまりは固唾を飲んで事の経緯を見守る話でした。
伊井野ミコと子安つばめのダブルヒロインっぷりは真面目に感想書こうとすると長文になりそうな気がするので、改めてブログ書いてみたくなってます。
ちょうど来週は休載だから感想書く時間じっくりあるし！
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