第二部も始まって、じわじわと哲雄の周囲でいろんな奴らの動きが活発化してきました。
今後誰と誰がどこでどう繋がるのか???
週刊ヤングマガジン 原作:山川直輝 漫画:朝基まさし 「マイホームヒーロー」
連載再開されて4話経ちました。
あちこちにやましいことがある鳥栖哲雄。まだ生活や平穏を直接脅かす存在はいませんが、黄信号は灯り始めたって感じです。
まずは再開第1話の第49話のラストで出てきた死体はやっぱり麻取義辰のものでした。
哲雄運悪い!
義辰の死体を山に埋めてたった一か月で台風で山崩れ起こしてしまうとは、運悪すぎです。
死体の処理も、前に延人を処理したときとは比較にならないほど雑なので哲雄は犯行がばれるんじゃないかとヒヤヒヤでしょう。
私だったら不安のあまり食事が喉を通らずに一気に痩せると思います。こういう不安。
哲雄はその点肝が据わってるように見えます。
哲雄にとって不運はまだ続き、山崩れの現場をわざわざ早朝に車で遠巻きに見に来た際中に警察の人間に遭遇してしまうという。
心臓に悪い。
しかもその警察が哲雄の旧知の恩人で安元というベテラン刑事。
警視庁組織犯罪対策部の警部補。相棒の暇課長の部署ですね。
安元は哲雄に「久しぶりだなあ!」と朗らかに接してきますが、「なんでこんなとこ来てんの?」と露骨に怪しんできます。
胃に悪い。
哲雄はバードウォッチングが好きだと(とっさに見事なアドリブを)デタラメをでっちあげて一応切り抜けますが、安元はそれでも哲雄の言葉を信じてはいないようです。表面上はめっちゃ友好的ですが。
まーいきなり哲雄が犯人だと直感したというよりは、元々ちょっとでも怪しいのは片っ端から調べる主義の刑事っぽい。
とはいえ、こうやって漫画に登場してきたってことは、今後じわじわと哲雄を追跡するフラグなわけで。
警察と言えば、これまでに哲雄の娘零花のマンションに警察が来たことが二度ありました。
(8話)
8話ではなぜ警察が来たのかは不明です。
哲雄とは全く関係ない案件だったのか、それとも実は関係があるのか。
安元が「哲雄はあやしい」と察して捜査していけば、「あいつの娘のマンションでなんかあった」ってことにもたどり着くかもしれません。
そういうわけで、哲雄は自分が捕まる可能性をかなり現実性が高いものとして考えるようになります。
対策の一つが妻歌仙の実家に助けを求めるというもの。
それを提案された歌仙の曖昧なリアクションが彼女と実家との微妙な関係を物語っています。
鳥栖実家はなんかいろいろ変です。
二人が結婚しようとしたときにも異常なやりとりがあったようですし、旧姓「苗場哲雄」が婿養子になった経緯も不明です。
また第一部のラストで違法な仕事もやってるような描写もありました。
味方にはなってくれるかもしれませんが、安心なんかこれっぽっちもできない実家です。
変といえば娘の零花もちょっと変。
最近自分に近づいてきた男を妙に無造作に父親に会わせます。
哲雄としては困惑しきりだけど、零花からしたらひょっとしたら父に会わせることで用心というか「まともな男か」のチェックをしてるのかもしれなくて、あながち変でもバカでもないのかもしれません。
零花に近づいた男のうちの二人、慶応大生の石井信とキックジム仲間の金井のどちらかが、ヤクザ半グレ組織が送り込んだスパイ小泉らしいですが、どっちが小泉なのかまだ不明です。
金井は「哲雄が殺人犯である」ことを知ってることは判明しましたが、これだけでは小泉である証拠には弱い!ミスリードか!?
そもそも組織は哲雄のことを別に殺人犯だと思ってるわけではないですし。
あと、竹田生きてました。
第一部の終盤で恭一を逃がすという失態を犯して窪から軽くボコされてる絵はありましたが、組織としては、足を引っ張った無能にはきつい制裁が下されるはずなので、あれだけで許されたとは到底思えません。
恭一と哲雄には敵対組織に車で突撃させるっていうかなりの制裁が下されましたし。
恭一を逃がして一か月。竹田は何をして無事に生き延びれたのか。
竹田以外の雑魚構成員は処刑された?
まーこのへんは本筋にあんまり関係なさそうです。
哲雄にじわじわとにじり寄る警察とヤクザの包囲網。依然として謎で怪しい鳥栖実家。
そんな奴らと戦ったりやり過ごしたりしなきゃいけない哲雄の心労は計り知れません!
想像するだけで胃に悪くて、そして楽しみです。
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