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約束のネバーランド感想 おじさんの「自殺」

オジサンことユウゴ、死んでしまった……。

 

約束のネバーランド、密猟場のバトルではみんなで完全勝利して、その後は安全な秘密基地で楽しく暮らしてたけど、ついにラートリー家の刺客アンドリューに襲撃されて秘密基地は壊滅してしまいました。

 

そしてアンドリュー隊を倒すためにユウゴとルーカスが相討ちに。

 

あのシーン見てて思ったのは、ユウゴはあの場面で生き残ろうと思えばできたのに、そうせず意図的にルーカスと一緒に死ぬことを選んだんだなあーってことです。

 

やっぱりそこがどうしても心にひっかかりました。

 

 

もちろんユウゴは13年前ルーカス達を残して一人で逃げ生き長らえたことが深刻なトラウマになっていて、今回また同じことを繰り返すことがどうしてもできなかっただろうことは痛いほど分かります。

 

そのトラウマが、ルーカスと再会できてエマたちと真の仲間になれたことでも結局克服できてなかったことが悲しかったです。

 

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ルーカスを先に送って自分だけ生き残ってエマたちと生きる道よりも、かつて愛した女性ダイナがいるあの世にルーカスと一緒に自ら行く道のほうが彼にとっては大切というか本願だったと。

 

 

 

 

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これやっぱり自殺です。戦死ではなく。

 

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エマに会う前に拳銃で自殺しようとしてたのと本質的に何も変わりません。

 

 

 

 

 

二人が死ぬシーン私はルーカスのほうにかなり感情移入しながら読みました。

 

もし自分がルーカスだったらユウゴに自分と一緒に死んでほしくなんかないと思うでしょう。

 

なにがなんでも彼には生き残ってエマ達の力になっていってほしいと思います。

 

一緒に死んで楽になるより、ユウゴにトラウマと罪悪感で徹底的に苦しみながらでも生き続けて欲しいと。

 

でもルーカスはそうせず一緒に死ぬことに同意したってことは、彼自身も結局「もう死にたい」「もう死んでもいい」って思ってたってことなんでしょうかねえー。

 

悲しい!

 

 

二人だけでアンドリュー隊に挑むのではなくエマ、レイアダムにも一緒に戦ってもらう選択肢もあったはず。

 

そしたら敵8人を楽に殺せたかもしれません。

 

 

でも子どもたちに殺人をさせたくないから、その罪悪感にも耐えられそうにないからそれからも逃げてしまったのでしょうか。

 

 

 

漫画の演出としては今回の二人の死とシェルターの壊滅は、かなりそうとう強い喪失感を与えてきます。

 

作者原作担当の白井カイウは当然計算の上でやってるわけで、この演出のあとどうするのか注目です。

 

 

 

さて、そんなメガンテした二人でしたが、アンドリューはまだ生きてました。

 

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(独断で調べに来た子どもたちに魔の手が!)

 

 

ってことは、まさか、ユウゴとルーカスもまだ生きてる可能性ある?

 

ミネルヴァっぽい人が実は生きてたように。

 

ノーマンが実は生きてたように。

 

それにママ、イザベラも生死不明でしたっけ?

 

彼女も生きてて再登場する?

 

あ、そうだ。そういえば狩庭の最後で貴族鬼たちの死体の絵が出てましたが、レウウィス大公は帽子と血痕だけで死体はなかったです。

 

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あの小さい猿、パルウィスもいませんでした。

 

レウウィス本人か、彼や猿にまつわる何らかのキャラとして再登場するかも?

 

そんな登場人物たちと同じようにユウゴとユーカスにも再登場の可能性が!?

 

いや、ないか。

 

ユウゴは「今際の際の心象風景」でダイナ達と再会してしまったから、生きて再登場はさすがにない。

 

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シスタークローネ同様再登場はない!

 

でもジャンプ漫画では大々的に登場人物の死を描いておいて後でそいつが「実は生きていた」ってやること多いです。

 

この漫画はそういうタイプじゃなさそうですけどね!

 

 

 

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