先日、市内の踏み切りのそばで、黄色い花がたくさん咲いてるのを見かけました。
直径8cmくらいのやたら鮮やかな黄色い花。
あれ?これってもしかしてオオキンケイギク?
私は花には全く詳しくはありませんが、オオキンケイギクという特定外来種は覚えています。
特定外来種!
侵略的外来種でもあり、魚で言えばブラックバスみたいなやつです。
繁殖力が強くて生態系を壊しちゃうやつです。
こいつが生えた場所にはもう在来種の植物は生息できません。
で、先日見かけたこの花が見た目がオオキンケイギクそのものでした。
でもオオキンケイギクは春ごろに咲く花でした。
時期が全然違う。
この花はキバナコスモスでした。
(キバナコスモス)
こいつは秋に咲く花でした。
あーだから今咲いてたのね。
↓がオオキンケイギク
(オオキンケイギク - Wikipedia より)
見た目めっちゃ似てるけどよく見たら違う種類でした。
キバナコスモスも観賞用に輸入された花だから外来種ではありますが、特定外来種とか侵略的外来種とかいうやばいやつではないようです。
でもそのへんに勝手に咲き誇ってるんだから繁殖力は強いやつなんでしょうきっと。
侵略的外来種だったらやっぱり駆除してしまったほうがいいのだと思います。
ちょっとでも種とか根が残ればまたすぐ茂っちゃうんだろうから駆除作業そのものは大変でしょうけどね。
でも植物ならまだ気分的に抵抗感が少ないです。
私は以前、川沿いの道路に体長20cmくらいの亀がのそのそ歩いてるのを見かけたことがあります。
自転車で通りかかって。
自動車が通ったら轢死してしまいそうでした。
でもそいつはよく見たらミシシッピアカミミガメ、通称ミドリガメでした。
侵略的外来種です。
見つけたら駆除するのが望ましい存在です。
で、私はその場にいて、悩みに悩んだすえに、亀を捕まえて川に戻してしまいました。
歩いてるそいつを見てたら、ほっといて車に轢かれるに任せておくことが、なんか、できなかったのです。
私は自分の行為を後悔しました。
しかし動物を殺すとか見殺しにするってのは心理的抵抗感が強いです。
「外来種」って単語を見るといつもそのことを思い出します。
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