やっとやっと始まった文化祭！
「文化祭編」が始まったといえるのは101話（三者面談）あたりでしたっけ。
あ、そう見るとそんなに「やっと」って程でもないかも？
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい112話 「かぐや様は告りたい」
まーなんにせよいろいろと前振り回があったので、いろんな人物が文化祭に向けていろんな思いを持ってることが読者に明かされています。
伊井野はキャンプファイヤーについて思い出とかがある様子。
藤原は、えーとTG部でなんかしょうもない遊びをやろうとしてましたが、阻止されてもう断念したんでしょうかね。
そして白銀は「かぐやから告らせる」姿勢は変わらないけど、それが適わない場合は最終日に「自分から告る」と決意してます。
それは自身がアメリカ留学することを正式に決意したから。
でもなんで留学なんかしたいんでしょうかね。
かぐやと生活の場を近くにして人生設計するよりも重要な目標があるってことなんでしょうけど、それが何かはまだ不明でしたっけ。
かたやかぐやはやっと自分が白銀が好きな気持ちに素直になったばかりで、どうしていいか分からずにいましたが、今週ちょっと方向性を見出したようです。
石上と一緒に。
かぐやと石上の間には男女の情は全くないけど、なんだかんだ言ってお互いを思いやってて良い先輩後輩の絆がちょっと感じられて見てて心地よいです。
さて今週のかぐやは、白銀が好きだと自覚して、自分が告白するとしたら…をイメージして悪い想像したりこの漫画のコンセプトを否定したりして悶々と苦しんでます。
そんなときにふと目についたのが石上達。
かつて体育祭の応援団長だった風間のサポートをしてせっせと働いてます。
子安と風間の気の置けない空気がつらい！
そんな風間は、伊井野の相棒的存在のメガネ少女大仏（おさらぎ）とも親しげで、石上が何気なく「知り合い？」と聞いてみたところ、返ってきた答えが。
「付き合ってる」とのことでした。
？？？
唐突なところからの爆弾発言。
石上（＆立ち聞きしてるかぐや）はともかく伊井野ですら初耳なようで驚愕しきりです。
いやマジで、大仏ってどうでもいいキャラというかこの作品では傍観者とか観察者って立ち位置で、伊井野や石上がどんな人間かを彼女視点から読者に知らせるのが主な役割なだけの子でした。
それがいきなり校内の陽キャ軍団のトップである風間といつの間にかできていたという。
読んでるこっちも唖然です。
つうか大丈夫なのか大仏。
子安が石上を筆頭とした男子生徒達からもてるように、風間も校内の人気者なんじゃないのか。
それがいきなり付き合っちゃって、女子生徒の社会の妬みで被害をこうむらなきゃいいんですけど。
（そもそも付き合えたのはやっぱり大仏はメガネを外すと美少女だったりするからなのか！）
…なんて私のどうでもいい心配をよそに大仏本人はしれっとしたものです。
付き合うきっかけはただ「流れ」「文化祭マジック」「まあいいかな」というすごい恋愛慣れしてる人間の感覚っぽい。
文化祭とかクリスマスは「オトコがいなきゃ」と思ってるところも。
そんな恋愛上級者は「石上も頑張って」と彼に謎の応援。
先ほど観察者と言いましたが、石上が子安に惚れてることをすでに知ってるのか、あるいは石上と伊井野を「なかよし大作戦」させたときみたいに二人をお似合いと思ってるのか…。
意味深です。が、それは今は保留。
石上にとっては風間が子安以外の女子と付き合ってるという「朗報」のほうが重要です。
かぐやもようやく割り込んできます。
風間が恋敵でなくなった今が告白するチャンスなのでは？
かぐやは石上に自分を重ねてアドバイスにもならないアドバイスをしますが、石上のほうは、これまでウジウジしてたのとは見違えて、自分の恋が無謀であることを自覚しつつ、卒業を間近に控えた子安に自分を覚えてもらうためって気持ちから告白する勇気が出てきたようです。
その勇気は石上にとっては今かぐやのおかげで出てきた？
「先輩 ありがとう」って石上の本心から出てるっぽい感謝の言葉が、勇気が出ないかぐやに逆に突き刺さったようです。
青春！
本当に良い関係になっていると思いました。
さてどうなるか。
文化祭が子安の開催宣言によってやっとスタートです。
この漫画はこの文化祭で決着がついて、ひょっとして完結してしまうのか？
最近なんかアニメ化した漫画がアニメ放送終了の時期と合わせて漫画も最終回になるってパターンがたまにあります。
最近では「ちおちゃんの通学路」とか。
まさかかぐや様もアニメが終わるときに終わったり？？？
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