クラピカとか王子たちがどうなったのかめっちゃ気になるのに、なんかもうそのへんは中断されて、話はすっかり幻影旅団のほうへ行ってしまいました。
週刊少年ジャンプ 冨樫義博 ハンターハンター No.379 共闘(コラボ)
クラピカたちの継承戦と旅団VSヒソカの殺し合いは同時進行でザッピングして物語が進んでいくのでしょうか?
だとしたら最後には全部収束していく???
物語がどうなるのか全然予想つきません。
たった今20人殺して念能力者になったルイーニーを先兵とするエイ一家、対立するシャ一家、そして旅団、みんな人を殺すのをなんとも思わない殺人上等集団なので、めっちゃ血腥いです。
関係ないんですけど「ちなまぐさい」って「血腥い」と変換するのが正しい気がするんですけど、「血生臭い」でも一発変換できした。
どっちでもいいのかな???
ルイーニーが組長モレナからキスしてもらってその足で即能力を授かるためにきっちり20人を殺した経緯を生存者からミザイストムが聞き込みをするところから今週はスタート。
もしミザイたち十二支んも絡むと、事態は三つ巴どころか五つ巴くらいになります。超混戦。
その生存者もエイ一家の組員でグルでしたが、そのカシューは別にルイーニーが逃げやすくなるようかく乱するわけでなく、彼の人相や空間移動の手口のヒントを普通にミザイに話してしまいます。
アナーキーだなあー。
エイ一家の組員の感染者たちも自分の命もどうなっても構わないと思ってるように見えます。
それで自分が死ぬまでにどれだけ人を殺せるか、社会をどれだけ混乱させられるかのゲームを楽しんでるみたいな?
旅団の3人は彼らの凶行を落ち着いてスルーしているようですが、ノブナガはおちょくられたことにはまーまー腹に据えかねているようです。
ノブナガを怒らせると必殺の円がまた炸裂してしまいます。危険です。
旅団3人は殺人者をしとめる気ではないけどなりゆきによっては始末するって感じでシャ一家のアジトで向かうと、そこで若頭オウと遭遇。
同じころ一人で食事してたフランクリンのもとに、岸部一徳みたいなおじさん、シャ一家の副組長イットクが尋ねてきます。
この2場面のやりとりでお互いは当面敵同士ではないことを確認しあうのですが、この辺のやりとりがなんかもうジャンプの能力バトル漫画じゃなくてゴラクあたりのヤクザ漫画を読んでるような気分になりました。
彼らはひたすらテロリストとヤクザです。
血で血を洗う抗争が始まってます。
裏で暗躍する巨悪!
常識が通用しないヒットマン!
あ、そういえばヒソカはシャルナークとコルトピを殺してからいまだに一度も姿を見せていません。
この仁義なき戦い~B・W号死闘編~の中心人物の登場が待ち遠しいです。
あと岸部一徳みたいなイットクめっちゃ感じ悪いです。
フランクリンの食事はハンバーガーとか缶詰と低級メニューなのに、イットクはステーキです。
しかもイットクはタバコふかすだけでステーキには全然口もつけずに、しまいにはステーキにタバコを押し付けて消火するという最低ぶり。
岸部一徳最悪だな!
いや岸部一徳じゃない、イットクです。
岸部一徳への風評被害。
不快で嫌な感じのキャラクターのモデルに実在する有名人の顔や名前をそのまま使って大丈夫なのかなと心配になります。
若頭オウは念能力者で、旅団を危険因子(早めに潰す)と認識しておきながら、口では共闘を呼びかけています。
ヤクザだなあー。
それに旅団のことを「殺そうと思えば殺せる相手」とも思っているようです。
できるのー?
連載初期のほうに出てきた陰獣のように返り討ちの噛ませ犬にならないといいんですけど。
(もうすぐ休載)