別冊少年マガジンの「進撃の巨人」は今月でついに第100話!
でもまだ100話という気もしないでもないです。
創刊号と同時に連載開始して、一度も休載した記憶がないと思ったらやっぱりそのとおりで創刊100号目と同時に100話となりました。
創刊号から連載がずっと続いてた作品といえば桜場コハルの「そんな未来はウソである」があったんですが、残念なことに打ち切りとなり、今では進撃のみとなりました。
しかし別マガは進撃の前話を再録するの本当に多いなあー。
単行本を発売したときに「単行本の続きが雑誌ですぐ読める!」ってするためだから、単行本出るたびに必ず毎回やってるんでしたっけ。
ともあれ最新話もとても面白かったです。
エレンがやってしまって戦慄しました。
タイバー公殺しちゃった!!
エレンが激情で以ってではなく、冷徹な意志で、巨人の姿で、非戦闘員の、人間を、一方的に、民衆の前で、見せしめに殺したことにかなりびびりました。
エレンはさすがにか弱い人間をこんな形で殺すことはしないんじゃないかと、私は甘く見てました。
タイバー公とマガト隊長は、エレン達と裏で繋がっていたわけではありませんでした。
それどころか自分が演説中にかなり高い確率で殺されるだろうことを覚悟していたのでした。
だから演説の前に異様に緊張していたのですね。
そんなタイバー公を殺したエレンの手口はもう計算しつくしているかのように完璧でした。
タイバー公が世界の真相を民衆に明かした後で、彼自身が「我々のほうからパラディ島へ宣戦布告する」と宣言した瞬間に処刑!!
こうやってタイバー公が宣戦布告して、エレンが“応戦”してこれで正式に開戦となったと。
こんな芸当は世界の情勢どころか、タイバー家や各国の軍などなど全ての動向を把握していないと計画するのも不可能なんじゃないでしょうか?
たったの4年でこれをやってのけたのはやっぱりアルミンとハンジ達が主導しているから?
エレンが巨人となってタイバー公を民衆の前でひねり殺した瞬間は本当に驚きました。
しかもエレンはこの処刑劇を、ライナーを追い詰めることも同時進行でやってのけました。
ファルコをずっと騙してて、騙されたことにショックを受ける彼を見ても平然としたものでした。
そして前回に引き続きライナーをこれでもかと冷静に追い詰めます。
自分の母親カルラの話題も出して、冷静に冷静に。
ライナーはいかにエレンが自分を恨んでいるか、そしてその恨みに筋が通っているかを痛感して怯えまくりますが、エレンがここでライナーに非常に同情的なことを語り出したのもすごかった。
「敵国の内部に潜入したらいい人もいることを知り、彼らを裏切って殺すことがどれほど辛かったか」をエレンは今自分がそうしてるからこそライナーの苦しみが理解できると。
ライナーはそれで一気に緊張の糸が切れたようで「俺を殺してくれ」と本心からの贖罪を言葉にします。
そんなライナーに優しく手を差し伸べるエレンを見てて「あれ?エレンもうライナーを殺す意志はなくなったの?」って私は一瞬思ってしまいました。
しかしそれすらもどうやら「一度あげて落とす」というやつだったみたいで、結局エレンは一瞬安心しかけたライナーの手を握りながら巨人パワー発動!
すごすぎる。
ライナー超絶望。
子どもだったライナーは敵国で出会ったいい人達を裏切って殺すことに深刻な心的外傷を負うほど苦しみましたが、大人のエレンはびくともしなさそうな堂々とした表情で「ライナーと同じ」ことをこの場で始めてしまいました!
巨人化することで会場付近のエルディア人を大勢殺し、ファルコを騙してそして殺す(もしかしたらライナーが助けているのかもしれませんが)ことも厭いませんでした。
本当にお前はエレンなのか?
エレンなのですね。
「敵を駆逐する」なんて言葉は間違いなくエレンからしか出ない。
ライナーが怯えていたような激しい怒りや殺意の感情はエレンはもう持っていないのはきっと本当なのでしょう。
でも個人的感情を別としても一度決めた敵を駆逐するという意志は絶対に揺らがない人間それがエレン、といった感じで。
そしてエレン達による、エルディア人の大虐殺が始まるのでしょうか。
あかんわ…。
私にとっては進撃の巨人は本当に今が一番面白いです。
ガビ達も殺されてしまうかもしれない!
エレンとライナー以外の他の巨人達はどう出る!?
ジーク、ポルコ、ピーク、タイバー家の戦鎚、そしてアルミン、それに女型は今どうなってるの!?
今でも女型はアニなのか、他の誰かが奪っているのか、それはミカサとかヒストリアだったりするのか、ひょっとしたらダイナだったりして。
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