ブラックフライデーでした。
この世には「ブラックフライデー」というものがあることはなんとなく聞いたような覚えはありましたが、日本でこの日にセールをやってるのを見たのは今年が初めてなような気がします。
なんかある日突然広告とかでデカデカとブラックフライデーを銘打ってるのを見るようになったような。
ここ数年でいろんな企業だかなんだかが「この日はナントカの日だからセール開催!」ってやってそれを世間的に定着させようと躍起になってるのをちょくちょく見かけるようになりました。
プレミアムフライデーは政府主導の個人消費喚起キャンペーンでした。
この通称プレ金は「月末の金曜日に無理やり仕事休んで遊べとか買い物しろとか言われても困る!」って世間の反応は冷たい感じですが、その日の売り上げは向上してるんだとか。
あと企業が定着させようと必死だなあーと思ったのが恵方巻。
2月3日ごろに太巻き寿司を食べるのは結構定着した感じがありますが、セブンイレブンとかファミマとかコンビニでは立春以外の立夏立秋立冬でも恵方巻を食べようというキャンペーンとかやってました。
いやまー、確かに春夏秋冬年4回それぞれ全部節分と言うのは正しいですけども。
孫の日は、10月第3日曜日だそうです。
敬老の日の逆バージョンで、この日には孫にプレゼントを贈ろうって、家電量販店のおもちゃゲーム売り場で見かける感じです。
きっとそのうち「曾孫の日」もできると思います。
お盆玉も孫への贈り物の風習の一種です。
もともとお盆におじいちゃんおばあちゃん家に帰省した子どもがお小遣いを貰うのは定番行事でしたが、それに「お盆玉」なんていう名前をつけたのはここ数年のことみたいです。
今回ここに挙げた風習は大抵はイオングループが噛んでます。
今後も次から次へと新しいキャンペーンを打ち出していくことでしょう。
これからあらたにキャンペーンやりそうなのは…私がぱっと思いつくのだけでも、4月23日のサンジョルディとか。
韓国で有名な4月14日のブラックデーとか。
中国の国慶節とか。
そういうキャンペーンやりそうな気がします。
そういえばハロウインは、そういう日が存在することはかなり昔から日本でも知られてましたが、これがクリスマス並みにパーティーする日扱いになったのはここ10年くらいのことでしょうか。
イースターはいまいち。
私だったらこの日本でお祭りとかセールとかあらたに定着させるんなら、4月8日のお釈迦様の誕生日、通称「花祭り」とか「潅仏会(かんぶつえ)」の日をキャンペーン大々的にやってみたらどうかと思います。
お花見シーズンや新入学とも合わせて受け入れられやすそうな気もしますけど、どうでしょう。