今週はサブタイトル「其々(それぞれ)」の通りに各王子の動向などなどの話でした。
とにかく登場キャラが多い継承戦!
整理しているようでいっそう複雑化してる感もありますが、本当に複雑なんだから仕方がない!
週刊少年ジャンプ 冨樫義博 ハンターハンター No.366 其々
まずは第13王子から第1王子までの動きを紹介しています。
第13王子マラヤームは母の第7王妃セヴァンチから過保護にされ、彼の念獣はすくすく育ってビスケとハンゾウが見張ってます。
第12王子モモゼの周囲には味方無しで暗殺待った無しなのに彼女とオヒマ念獣は余裕そうです。
第11王子フウゲツはメソメソしてるだけで、また警護兵のうち一人は何考えてるのかわからない感じ。
第10王子カチョウは意図的に横暴に振舞っていることをセンリツには見抜かれています。
第9王子ハルケンブルグはちょっと謎状態になっています。
継承戦を辞退したと思ったら警護兵が全員死んでるのを見たと思ったら、ふとんから目が覚めて警護兵の死がリセットされていた?
時間が巻き戻っているわけではなさそう?
第8王子サレサレは自堕落なようで次の晩餐会に向けて何か秘策がある?
でもこの人前に「継承戦とかくそくらえ」とも言ってましたが。
しかし母スィンコスィンコはなんていうか…若い頃はホイコーロの目に留まるくらいの美女だったのでしょうか?
第7王子ルズールスはちょっと意外な一面を見せてました。
バショウと打ち解けて葉っぱについて語り合ってます。
お互いタバコや香の合法なものも違法なものも詳しいようで、特にルズールスは世の麻薬中毒者を救うことを考えている人のようです。
意外と頭よくてまともな人?
バショウは五七五で喋らなくなってます。
第6王子タイソンは相変わらずお花畑のお姫様で、イズナビは貰ったオリジナル経典をそっ閉じ。
この人はすぐ死ぬか最後まで生き延びるかのどっちかな気がします。
第5王子ツベッバはクラピカと駆け引きをしつつ目障りな私設兵の排除を考えてます。
第4王子ツェリードニヒは念の修業を超高速で覚えていきます。
昔ゴンやキルアがウイングに習ってたよりも高速でしょうか。
天才というかもともと無意識の念能力者だったというか。
第3王子チョウライ、やっと前回の話の続きの場面です。
チョウライは結局この場で念と念獣の話をさせることはなく、クラピカをいったん帰しました。
……しかし王子と王妃の数も多いけど、兵隊はそれに倍増して数がいます。
今週だけでいろんな所属の兵隊の名前が紹介されましたが把握しきれません。
しかも所属同士で折り合いが悪いようでもうドロドロ。
さらに兵隊達の顔なんですが…なんていうか少年誌の登場人物の顔じゃなくて、みんな濃い。
それがさらにドロドロ感を強調してる感じです。
第2王子カミーラは母第2王妃ドゥアズルと食事してますが、母にハルケンブルグ暗殺を命令するとか絶好調です。
盗聴されてますが。
第1王子ベンジャミンはクラピカにさらに仕掛ける気満々。
そしてそのクラピカのいる第14王子ワブルの部屋では、余計な兵隊が増えたせいで第8王妃オイトに与えた能力「裏窓」を使う機会をますます失っています。
それはクラピカの絶対時間も強制発動継続ということになり、命の蛇口は全開で寿命をすごい勢いで放出しっぱなし!
……そして、なんか淡々と各王子の様子を描いて終わりの回に見えましたが最後の1ページだけはちょっと驚きがありました!
幻影旅団団長クロロがこのブラックホエール号に乗船してました!
えー乗ってたの!?
最下層っぽい一般客室37564号室に大勢の貧しそうな人々やゴキブリと一緒に、すごい形相で!
自分が殺したはずのヒソカにシャルナークとコルトピを殺されてどんな心境でいるのかが垣間見えます。
(それでいて船にいるってことは、なぜか現在はヒソカを追うことはしてないってことでしょうか)
かつてウヴォーギンが殺されたときにもそうでしたが、団員を殺されると独特の感傷に陥るようですね。
まさに流星街の住人の考え方って感じです。
ややこしい継承戦にまたややこしい人が増えました!
そういえばレオリオとか十二支んやビヨンドは継承戦には関係薄いからまだまだ当分出番なしかなあー?
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