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かぐや様は告らせたい168話感想 ギャグなようで全然ギャグじゃない!

見て!伊井野ミコが泣いているよ!心配だね。

 

なんて思ったけど単にいつもの奇行でした……というギャグと見せかけておいて実は全然ギャグじゃなくて読んでるこっちの胸が痛くなる話じゃんかよ!今週は!!!

 

週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい168話 「先輩くんと後輩ちゃん(2)」

 

 

 

先週は休載でした。気づきませんでした。

 

休載の間に小学館漫画賞受賞のめでたいニュースが入ってきたわけで、今週号は記念に何か特別なことがあるのかなと思ってましたが特にありませんでした。

 

かぐや様に限った話ではありませんが、漫画が何か受賞したとか栄誉を得たときはもっと大々的にアピールしてもいいと思うけどなあー。

 

 

 

さて本編の感想。冒頭は石上子安のデートの打ち合わせ。

 

前回早坂がいろいろと身を削って(削られて)でも提案してくれた横浜案があっさりボツになってしまって、なんか彼女の苦労が水の泡って感じでせつないです!

 

ともあれ行先はスカイツリーと決まって、万事滞り無しと。

 

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そしてその現場を通り過ぎる伊井野と大仏。

 

そしてその現場を通り過ぎる伊井野と大仏。

 

2回書いてみました。

 

 

 

白銀もその現場に居合わせていて、デート成約の喜びを分かち合ってくれます。

 

デートは明後日で、その日には2年生が京都に修学旅行に行くのだそうです。

 

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え!修学旅行ってそんな目前だったっけ。

 

この漫画では何か行事があるときは、その前日譚をじっくりやることが多く、でも今回は「もうすぐ修学旅行だからあれしようこれしよう」って話が全く無かったので急だなあって感じました。

 

 

石上はわざとその日に合わせたそうで、その理由は藤原対策。

 

まーその気持ちは分からなくも無いです。藤原の「間の悪さ」は天性のものですし、つい先日もバレーボールの自主練を邪魔されたばかりですし。

 

白銀は「藤原は石上から信頼されてないなあ」と思って、そこから重要な回想シーンへと場面が移りました。

 

 

 

石上が中学時代の暴力停学事件で同級生達から凄まじく嫌われるようになった件。

 

今週号でも、一年モブ女子が子安に「あいつろくな奴じゃないんですから」と吹聴してました。

 

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このモブ女子の一人、実は前からちょくちょく登場してます。

 

もちろん「石上を嫌ってるモブ女子役」として。

 

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(6巻、9巻、12巻)

 

ひょっとしたらそのうち名前も判明して重要な役どころになるかも?

 

偏見で物を判断し口が軽く、かぐやが最も嫌うタイプの女で、小野寺が「かつて自分がそうだった」と反省したことを今でもバリバリ体現している女です。

 

(私は、そもそもかぐやが中学不登校の石上を救済しようと思った動機はこういう女が許せないから、だったのかなとか思ってます)

 

(最初は別に石上のためではなかったのかなと)

 

(でも今のかぐやは人間的に成長して石上へ真心を持ってます)

 

ちなみに彼女は子安宅のクリスマスパーティーには呼ばれてませんでした。

 

 

 

さて石上のほうは相変わらずこの事件に関して別に汚名をそそごうとは思ってないようです。

 

 

まーなー。あの事件で石上が荻野を殴ったこと自体に、誤解とか濡れ衣とかは存在しません。石上が100%加害者。

 

あの事件は本当に石上が良くも悪くも愚かだったから起きたと私は思ってます。

 

ただ荻野が大友を弄ぶヤリモク男だったことに関しては石上の側に道理や斟酌の余地があることは間違いなく、それが周知されれば石上への偏見は消えるかもしれません。

 

でもそうすると大友が「自分は荻野にヤリ捨てされた」という真相を知ってしまうわけで、それが石上にはどうしても許せないと。

 

不登校になった理由もその事実を公表したくないって意地から始まったほどです。

 

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なので「あの事件実は石上は悪くないんだよ」と第三者が暴露することは、石上の矜持を不意にすることになります。

 

白銀はそこで悩みます。

 

それでも、子安に対してだけは、石上の意に反してでも真相を教えるべきではないかと。

 

友情だねえ。

 

そして白銀は決断します。デートの「後に」自分が、真相が記された㊙レポートを彼女に見せようと。

 

 

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そこから場面がまた急に変わります。

 

つうか今週号のキモはここからです。

 

伊井野が生徒会室ですすり泣いてます!

 

それを見てしまった白銀にとっては困惑の極みです。

 

泣いてる理由が分からない女にどう接していいのかって、もう、全然分かりませんもんね。

 

どうしていいか分からない白銀は、例の㊙ファイルが棚にないことを発見します。

 

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あ、伊井野はそれを読んで石上の痛みを知って涙しているのかと。

 

ここにもお前を思ってくれる人間はいるんだぞ石上!と。

 

そして白銀は伊井野に声をかけますが、当の伊井野はイヤホン外して、「えっ、なんですか?」。

 

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???

 

伊井野はただ単に「#耳からうどん」でおなじみのAirPods系イヤホンで「心臓の鼓動」を聞いて浸ってただけでした。なーんだただのいつもの奇行でした。

 

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そして伊井野は急に誇らしげになって「心臓の鼓動」を白銀に推してきます。

 

ああ、以前の地獄のポエム以降、伊井野はかなり白銀に心を開くようになったんですね。

 

よかったよかった。

 

 

じゃないです。全然よくないです。

 

いやいやなんでそもそも伊井野は生徒会室でひとり「心臓の鼓動」を聞いて涙するまでに癒されなくちゃならない状態になったのよ!

 

石上じゃん!さっき子安と石上のデート計画現場に出くわしたからじゃん!

 

石上が他の女に惚れて、そして順調っぽいことが、これほど彼女の心を傷つけていたとは。

 

ああもう私はもう胸が苦しくてたまりませんこんなの見せられると。

 

 

そして今週はさらにラストにもう1ページありまして、そこでも驚かされました。

 

まずは早坂がかぐやに自分が解任される話をすること、そしてもう一つ。

 

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大仏が例の㊙レポートを持ちだし、子安に見せようとするところ。

 

うわあああ。

 

さっき白銀が決断する以前に、大仏が、デートの「前に」自分が、子安に真相を教えることを既に決断していました。

 

あのレポート、藤原が「誰かに気づいてほしい」と生徒会室の棚に並べてて、その気づいた相手が大仏だったと。

 

(ってことは伊井野もそれを既に読んでいたのかもしれません)

 

 

そうかあ、大仏が動いたかあ。

 

彼女は「伊井野が石上に惚れるのはよくない」「石上と子安(伊井野ではない誰か)をくっつけたい」と思ってるようで、そのためにかなり強めの行動を開始してしまいました。

 

彼女の詳しい動機はまだ不明です。

 

それはこれからの「修学旅行編&終わる秘密編」で明かされるのでしょう。

 

 

 

私はぶっちゃけ石上と伊井野がくっつけばいいなと少し思ってるのですが、同時にそれはかなり長く険しい道だとも思ってます。

 

だってそのためには石上は子安への恋を終わらせなきゃいけないし、そこから「次は伊井野」と気持ちを変えなきゃいけないし、そんな切り替え、石上にはかなり難しいと思います。

 

そして今週でさらにますます難しくなった気がします。

 

子安は石上の秘密を知ってどうするのかも全然予測つきません。

 

本当に、どうなるのやら。

 

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