ベレ出版 宇田川勝司「日本で1日に起きていることを調べてみた」って本読みました。
タイトル通りの本でした。
「ふえー」って感じでした。
全部で54項目のデータが載ってます。
一日に日本で地震は12.2回起きるとか、一日に自衛隊機は3.2回緊急発進するとか、一日に22.9社の企業が倒産してるとか、一日に0.79人殺されてるとか、一日に一人あたり米を172g(茶碗2.4杯)食べてるとか。
文章による解説と、グラフや図解、あと著者の見解がちょっと語られてます。
ぶっちゃけ正直なところ「マジかよ!」と驚いた項目は特にありませんでした。
まー、なるほどねーといった感じです。
交通事故で死ぬ人は10.7人、TDRの入場者は82000人、救急車が出動する回数は17000回、こういうの、多いと思うべきか少ないと思うべきか……。
ちょっとアレ思い出しました。「世界がもし100人の村だったら」。
アレって確か最初は純粋な数字データのみがネットで広まったものだったのが、あとから「世界平和を考えましょう」みたいな啓蒙的な文章が付け足されていったんでしたっけ。
この本にもちょっと、そういう啓蒙的な空気を感じなくもありません。
ゴミや食品ロスや環境とかを今一度見直しませんか?っていう感じの。
そういうことを考えるのは悪くないことです。
ふえー。
でも、この本、ラストの項目がちょっとひっかかりました。
沖縄では「米軍人が関係する犯罪はあとを絶たない」って。
そんなん、米軍人以外でもなんでも言えることですやん。
教師でも芸能人でも政治家でも朝日新聞社員でも何を当てはめても成立する都合のいい言葉ですやん。
具体的に何件以上起きたら「あとを絶たない」と言っていいのか数値化しようのないもので、最後の最後を締めています。この本。
ふえー。
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