こないだまで放送してたかぐや様は告らせたいのアニメの全体的な感想のブログを、今更ながら書いておきたくなりました。
今週はヤングジャンプのかぐや様の本編休載でしたし。
アニメは私の予想を大きく上回って面白いものでした。
私は伊井野ミコに惚れ込んでこの作品に注目するようになったわけですから、伊井野が出ないアニメはさほど期待していませんでした。
一時期は伊井野登場に一縷の望みを賭けたりもしましたが、それも叶わぬと悟り様子見で視聴してましたが、そんな私でも十分すぎるほど楽しめた素晴らしい出来だったと思います。
9話までの感想ブログは以前に一度書いたので、まずは10話以降の、夏休みに入ってから最終回の花火編までで感じたことなどなどを。
要所要所の場面の絵や演技がすごくいい感じだったのが安定してたくさんありました。いわゆる「ここすき」ってやつです。
「はーそーですか!はーそーですか!」とか。
「ね!?ね!?ね!?ね!?ね!?」とか。
「ない!ない!ない!なーい!」とか。
ラーメン回を無理矢理ねじこむところとか。
ちょっと見返してみたら思ったより多くありました。挙げるときりがない。
中でも特によかったのは早坂役の花守ゆみりの細やかな芝居。
お風呂を私物化してるシーン、熱いお風呂に漬かってる感じ&愚痴ってる感じが素晴らしかったです。最&高。
本当に、ちょっとしたところで素晴らしいと思ったことがすごく多かったです。
最初から最後までだれることなく楽しめました。
そしてクライマックスは「花火の音は聞こえない」。
原作でいくつかある盛り上がりポイントの一つ目で、アニメならではの感動の演出だったと思います。
その後はまたギャグに戻って、戦闘機の演出とかなかなか良かったと思いましたが、ラストシーンのED曲で、白銀とかぐやの追いかけっこを全校生徒がついてくるのは、ちょっとよく分からなかったです。
最後の最後の締めがいまいちに感じました。
まーそれは些細なことかと。
で、全体的に見ればどうだったか。
よかった!よかったです!
単行本5巻くらいまでを、いくつかはカットしたものの、いい感じにアニメ化できて、また多少のアレンジが面白さを概ねアップしてくれてた感じがします。
ただ、アニメ全編で一番インパクトがあったのはどこかというと、やっぱり3話EDのチカダンスでした。
全体的にレベル高かったとはいえ「あそこがピークだった」って感じがしないでもないです。
いや、結果論かなあー?
今の時代テレビアニメは「注目を集める」「飽きさせない」ことが重要かつ困難になっているので、3話あたりででっかい爆弾を仕掛けるってのはすごくまっとうな戦略です。
欲を言えば7話か8話あたりでさらにもう一つすごいクオリティの特殊EDがあればもっとよかった……って、これは本当に贅沢言ってますね私。
あとは……やっぱり伊井野です。
伊井野が登場する前の話だったので、出なくて当然なのですが、伊井野ファンとしてはやっぱりどうしても、素晴らしい出来だっただけに、「ここに伊井野がいたらなあー」と思わずにはいられませんでした。
ただ、最終話のEDで後ろ姿だけでも登場してくれたのは、嬉しかったです。
やっぱり私にとってはこの作品は伊井野ありき。
いつか彼女が活躍するアニメを見たいというものです。
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