ケムリクサめっちゃ面白いです。
今は全12話のうち11話まで放送したところで「結末が気になって仕方ない」が最高に昂っています。
ネットでは「たつきを信じろ」が瞬間風速的にまた流行語になってます。
以前、けものフレンズ1の11話放送直後もこの言葉が席巻してました。
あのときは、かばんちゃんがサーバルを庇うために自らセルリアンに食べられて、私も二人の幸せを願いながら視聴していたので、「うわーどうなるの!?」「いや、たつき監督のこれまでの仕事ぶりから見てきっと二人を幸せにしてくれる筈だ」から「たつきを信じろ」っていうネットの流れが生まれたことに強く同感したものでした。
私はけもフレ1は評判になってから視聴を始めたクチで、最終回直前の一挙放送などなどで追いついて、最終回にギリギリリアルタイムで間に合ったので、最終回どうなるか誰も知らない状態の1週間を体験できたのでよかったです。
そういえば私はゾンビランドサガも評判になってから視聴したし、話題作を第1話からリアルタイムで追いかけた経験って魔法少女まどかマギカとこのケムリクサくらいなもので、今貴重な感覚を味わえてるなあーって実感してます。
しかしまー、そんな貴重な一週間なのですが、本当に「たつきを信じろ」や「助けて」ってツイやコメをめっちゃ見かけます。
でも私はけもフレ1の時とは違って、ケムリクサの最終回を「たつき頼む!」みたいな感じに、何かをたつき監督に祈る気持ちってほとんどありません。
「もうとっくに信じてる」って言い換えてもいいかもしれません。
今「たつきを信じろ」って発言してる人々はほとんどは流行語や合言葉として言ってるっぽい印象がありますが、それなら別に全然違和感はありません。
ノリとか盛り上げとかいうニュアンスでの発言なら何もおかしくないどころか、むしろどんどんあったほうがいいと思うくらいです。
でも時々「みなさんたつき監督を信じましょう」って本気で真剣に訴えかけてる人を見かけて、私はそれには二つの違和感がありました。
一つ目は上にも書いた「もうとっくに信じてるんだから今更疑う必要ない」って感覚です。
逆に「これまでの11話までの期待や感動をぶち壊しにするような酷い最終回」を想像できません。
ここから酷い最終回ってどんなのが考えられるでしょう。
夢オチとか?
あるいは何の脈絡もなく(KFPに無断で)かばんちゃんとサーバルが登場するとか?
今更こんなふざけた結末にはなるわけはないですね。
私はもうわかばやりん達がどんな結末を辿ろうが、感銘を受けるだろうっていう予感しかしてません。
それが「ワカバ」とりりと11人の姉妹がみんな幸せになる結末だろうと。
あるいはワカバとわかばが融合した男と、りりと11人の姉妹が融合した女の二人だけになる結末だろうと。
はたまた全員が死ぬ結末だろうと。
どうなるかも気になりますが、どうなろうともそれをたつき監督がどう見せてくるかのほうに関心があって、監督はその期待を裏切らないだろうって今の時点で確信してます。
二つ目の違和感は、物悲しい結末ってやっぱり嫌がる人が多いでしょうかね?
「お願いだからみんな幸せになって」「そうじゃない結末なんて耐えられない」から、「たつき監督ならハッピーエンドにしてくれる」から、「たつきを信じろ」や「助けて」って本気で訴えてるらしき人をたまに見かけました。
ハッピーエンドとバッドエンドって本来はそんな二元的に区切れるものではなくて、両方の要素がある結末をメリーバッドエンドといいますが、本気で訴えてる人は100%のハッピーエンドを切望してて、ハッピー70:バッド30くらいの体感比なメリーバッドエンドでも許容できなかったりするでしょうか。
例えば、なんだろう、わかばもりんも死んで、その大地にケムリクサの芽が二本出てる…なんてラストシーンだったら「うわああああ」って阿鼻叫喚になるでしょうか。
いやそういう結末の可能性は低いと思うし、私も悲しく思うに決まってますが、監督だったら仮にこんな結末でもそれを納得がいきしかも感銘を受けるような作品に仕上げてくれるだろうことは間違いないと思ってます。
何もかも救いがない本当に掛け値なしの100%バッドエンドだったら私も打ちのめされるでしょうけどね。
どの程度のメリーバッドエンドだったら「耐えられない」って人が増えるんだろう?ってことを、今回ちょっと「たつきを信じろ」の嵐を見てて思ったのでした。
今回のこのブログは後から読めばめっちゃ見当外れのクソブログになるかもしれません。
でもこんなことを書けるのは2019年3月20日から27日までのこの一週間だけです。
これもリアルタイム視聴の醍醐味ってもんです。
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