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進撃の巨人115話感想 ユミルちゃんのえこひいき

今月の進撃の巨人はいきなり謎の少女が登場して謎の行動をとって「!?」ってなりました。

 

この子はユミル・フリッツなの???

 

 

 

 

ともあれまずは順を追って読むとして、今月号の冒頭はジーク自爆した直後の場面からでした。

 

今になって思い返すと結果論ですが、リヴァイはジークを拘束するのに雷槍を使ったのは判断が甘すぎました。あの拘束を初めて見たときは私はびびったんですけど。

 

ジークなら自爆するくらいやっても不思議ではありませんでした。で、実際に決行。

 

 

 

しかしジークは元々巨人のエネルギーを使い果たしてた上にリヴァイに体を切り刻まれて疲弊しまくってたので、自爆して腹から下を全部吹き飛ばされてもう再生もできないようです。

 

自爆は一か八かの賭けだったようだけど、リヴァイもろとも自爆したのち自分は再生して助かる…とはいかなかったと。

 

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あと本筋とは関係ないですが、この自爆で馬車の馬2頭ももう助からなさそうで見てて切ないです。

 

 

 

ジークは走馬燈状態に。回想が始まります。

 

今回のジーク達の計画はクサヴァーさんの悲願でもあり、それを胸に秘めたまま彼の跡を継ぎ獣の巨人となって、イェレナと出会い、義勇兵を組織し、そして4年前のシガンシナ区戦直前にライナー達からエレンの存在を聞かされたと。

 

父親グリシャが生き延びて壁内で「弟」をこさえていて、弟エレンは巨人の秘密に無知なまま壁内で着実に力をつけていると知って苦悩するジーク。

 

ジークは自分やエレンを「親父の被害者」と言ってて、私はずっと「グリシャとジークの考えって大同小異じゃないの?」って疑問だったんですが、彼らの理想が逆であることがやっと、先月号くらいから分かってきました。

 

グリシャが求めるのはエルディアの自由。ジークはマーレには忠実な名誉マーレ人のふりをし、壁内にはエルディア復興派のふりをし、実はエルディアの安楽死を求めていたと。

 

そして、なんと、やっぱりエレンも同じようなことをずっと考えていたと!

 

しかもかなり前から。

 

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エルディア人(ユミルの民)なんて生まれないほうがいいと。

 

うーむ。重い!

 

以前の感想ブログにも書きましたが、これは単なる民族浄化とは言い切れないのが重いです。

 

なにしろ本当に、人類とユミルの民は全く別の生き物ですから。

 

そして兄弟は共闘を決意。

 

(ただ、これが本当にエレンの真意なのかどうかは、まだちょっと怪しいかも)

 

二人の思惑を知ってるのはイェレナくらい?あとはもうミカサにもアルミンにもオニャンコポンにもピクシスにも誰にも秘密のまま計画を推し進めました。

 

しかしジークは作戦半ばでリヴァイにやられ自爆して力尽きて、あともう死ぬのみという、その瞬間!

 

 

急に、バケツを持ったみすぼらしい姿の少女が脳裏?に登場します。

 

一体これは???

 

そして、ジークのそばにいきなり無垢の巨人が出現して、彼を自分の腹の中に詰め込みました。

 

 

 

 

ここでいったん場面が変わってシガンシナ区、イェレナとピクシスのもう何度目になるのかも分からない会談がまた。

 

 

全兵団が区内に招集されたようで、調査兵団も憲兵団も駐屯兵団も仲良くイェーガー派に全面降伏

 

両手を壁について屈服する姿が情けなくて背中のエンブレムが泣いてます。

 

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これにてイェーガー派によるクーデターは大成功の完全勝利ってことになるんでしょうかね?

 

 

 

ピクシスは義勇兵やイェーガー派にさせられた兵士に囲まれてお食事。

 

なんか、かっこ悪いです。

 

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イェーガー派を出し抜こうとして返り討ちに遭ったのに、この期に及んでイェレナに嫌味を言ってるのが負け惜しみに聞こえます。

 

そしてイェレナのほうもこのピクシス達はどうしようもない愚鈍に見えているようです。

 

我々があなた方を裏切ったのではなく、あなた方が我々を信じなかったのが悪い。

 

我々は譲歩して待ったのに、寝首をかこうとしたのはなお救いがたい。

 

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……イェレナがピクシスを見る目が、なんかもう、救いようのない馬鹿を見る目に見えてゾクゾクします。

 

 でも、ゆうてもイェレナはエルディア人ではないので(マーレに祖国を滅ぼされた恨みの気持ちは理解できますが)、部外者が神の威を借りエルディア人を見下してるような思い上がりを感じなくもないです。

 

 

 

場面はジーク自爆現場に戻ります。

 

フロックハンジたちが現場にやってきて、そこでまず最初に見つけたものが……リヴァイ!!!

 

ズタボロです!

 

顔面には右目を縦に切り裂く大きな傷。

 

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右手の指も吹き飛んでいるのが分かります。

 

リヴァイはもう立体起動装置の引き金を握ることはできません。

 

あ、ハンジはとっさにフロック達に「死んでるよ」と言いましたが、まー生きてることでしょう。

 

右目と右手以外の負傷はどれくらいの深手なのか気になります。

 

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さてフロック達にとってはリヴァイは目の上のタンコブらしくて、ここで死んでくれたほうが好都合なようです。

 

フロックもハンジの言葉を信じてなくて、ちゃんと死んでることを自分で確認したがります。

 

 

この場面私は「フロック達は甘くてぬるいなあー」と思いました。

 

本来彼らにとっては、リヴァイにまだ息があるかの確認なんてする必要がありません。

 

生きてようが死んでようが速やかにとどめを刺しておけばよかったんです。

 

「頭に一発撃ち込んでおきましょう」なんて喋ってないで、無言で今すぐ撃つべきでした、彼らは。

 

(私が「リヴァイは撃ち殺されるべきだった!」と思ってるわけではありません)

 

フロック達は、敵が生死は不明だけどとりあえずぶっ倒れててくれてるというチャンスに妙にモタモタしてて、即座に行動することができなかったところが、彼らが兵士として二流って印象を与えます。

 

結局そのせいでリヴァイもハンジも逃がしちゃったわけですから。

 

 

 

ハンジが逃げる一瞬のチャンスを得たのは、ジークが無事だったから!全裸で!

 

無垢の巨人の腹の中で下半身が修復された様子。

 

 

その間ジークは夢を見ていたそうです。

 

知らない少女が自分の体を治してくれた夢。

 

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私はこのページ初めて見たときは「はあ!?」ってなりました。

 

この少女は、もうユミル・フリッツで間違いないですよね?

 

 

とりあえず「ユミルちゃん」と呼びます。

 

かつてのユミルクリスタを愛した先代顎の巨人のソバカス女ユミルと区別をつけるためにこっちのユミルには「ちゃん」をつけます。

 

で、もう助から無さそうな瀕死のジークをユミルちゃんは助けたわけです。

 

それがものすごく不可解です。

 

 

これまでこの漫画では、九つの巨人が死ぬシーンがあったときは、全部他の九つの巨人に殺されるか、後継者に食われるかのどっちかですよね?

 

ライナーピークは人間に殺されかけたことはありますが、寸前で他の仲間に救出されて、あとは自力で回復してました。

 

九つの巨人って、それ以外の方法では絶対に死なないもんなんでしょうか?13年間は不死身?

 

力尽きて瀕死になってもユミルちゃんが「道」からやってきてみんなを修復するのでしょうか?

 

私は今回瀕死のジークがユミルちゃんに助けられたことが、九つの巨人なら誰にでも発生することなのか、それとも今回のジークにだけ行われた特殊なケースなのかが分からずにちょっと動揺しています。

 

もし後者ならえらいことです。

 

それだとユミルちゃんはジークの意志に賛同してるってことになりません?

 

彼女もエルディア人の安楽死を望んでいるのか……?

 

まー情報が全然ないので今の時点では全然分かりませんけどね。

 

 

 

さて今月号の最後の場面はシガンシナ区のどこかの牢屋。

 

ガビが投獄されてしょんぼりしてます。

 

ブラウン一家の悲しくも美しい決断のおかげで自分が今生きてられてることを、まだ理解しきれてない様子。

 

本当に愚かな子だと思います。マーレのプロパガンダを真理だと思い込んで、それがまやかしに過ぎないことを証明する場面を何度も見てるのに。

 

ガビのもとにエレンがやってきて、ファルコを盾にして「壁内の侵入者をおびきよせる」ことを強要します。

 

が!

 

その侵入者が今まさにここにおるやんけ!

 

ピークだ!さすがピークちゃん!

 

すでに兵士に成り済ましてて、イェーガー派に潜入してました。

 

一体どうやったのか分かりませんがすごい手腕です。

 

ピークは左手のナイフで衛兵の喉を一突き。

 

右手の銃でエレンを牽制。

 

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鮮やかな手並み。暗殺者や。

 

ピークは知性派でアルミンに少し似てると思ってるんですが、こういうところは全然違うなあー。

 

 

 

しかし、彼女一人が今ここに登場したところで何をどうできるんでしょう?

 

仮にエレンとピークがタイマン巨人バトルしたところでピークに勝ち目があるとは思えません。

 

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エレンめっちゃ平然とした表情をしてます。

 

しかしまーライナーとポッコもすでに壁内に来ているのでしょう当然ながら。

 

ライナーは面が割れてるけど、ポッコなら潜入活動も可能でしょうか?

 

ピークは何か驚くべき作戦を用意しているのでしょうか?

 

それがめっちゃ楽しみです。

 

 

 

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