思考回路はショート寸前。今すぐ会いに来ました。氷かぐやが。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい131話 「四宮かぐやについて(4)」
今週もいろいろインパクトがありましたが基本的には次回への繋ぎの回で、事の顛末とか結論とかは次回以降へ持ち越しなので、そのへんについての感想は今は憶測くらいしかしようがありません。
だから今週はただ見たままをそのまま受け止めるのみ!
さて、思考回路ショート寸前というかもうショートしちゃってるかぐや。
昨日の白銀とのファーストキスの余波は収まるどころかどんどん増幅してるようです。かぐやの脳内で。
そして開催される脳内会議。
漫画とかで脳内会議ネタを初めてやった作品って何でしょうね?
うまるちゃんでよく見たネタですが、ちょっと古いのだとぱにぽにでも見かけました。
そして奇しくも今週号のヤングマガジンの1日外出録ハンチョウでも脳内会議ネタをやってて見事なネタ被りとなってしまい笑いました。
(大槻脳内サミット)
ちょっとテンションがおかしくなった大槻の脳内でいろんな大槻が喧々囂々するさまと今週のかぐやをつい重ねて見てしまいます。
脳内会議ネタで一番よくあるパターンは天使の自分と悪魔の自分が葛藤するやつでしょうか。
かぐや様でもこれまでに誰かそういうのやったことあったっけ?
話を戻して本編の感想。
脳内会議、つうか脳内法廷、開廷するのは二度目で、前にやったときのメンバー4人が今回も出廷。
素のかぐや、かぐや(氷)、かぐや(アホ)、かぐや(幼)。
(53話)
あ、あのときのかぐや(アホ)がかぐやちゃんだったんですね。
そして今回は素かぐやとかぐや(アホ)が被告と弁護人を交代してます。
しかし、まー、なんでしょう。
脳内会議っつうかかぐや自身がマジで多重人格気味になってませんか。これ。
かぐやってそういう子なの?
いや、テンションの振れ幅があまりに大きいだけかなという印象です。なんとなく。
解離性同一性障害というよりは双極性障害?
ただこうはっきり「障害」と書いてしまうとラブコメ色が一瞬で消えて重苦しくなってしまいますが、しかし元々かぐやにはそんな側面は確かにありますし、彼女が心に傷を負っている主な原因ははっきりしててそれはもちろん家庭環境というか父親。四宮雁庵。
今週でも父親について触れられていて、かぐや達の前に大きく立ちはだかってて、かぐやと白銀はつらく厳しい試練に見舞われるだろうことが予想されます。
それでも脳内のかぐや達は白銀と交わした約束を果たすために父親に立ち向かうことを決意します。なんか健気で泣けます。
元々、ギャグとしゃれにならないくらいの暗いシリアスが混ざってるのがこの漫画なので、今回のこれもそう驚かないです。
そういえば私最近、伊井野が出る前のかぐや様を結構しっかり読み返しました。
(私はこの漫画は伊井野に惚れてから注目するようになったので、最初のころはほとんど覚えてませんでした)
父親雁庵、前に一度だけ登場してました。
(44話)
杖ついてて白髪?結構な年寄りなんでしょうか。
かぐやは兄と姉がいるらしいですが、母親はみんな同じでしたっけ。
関係はヒエヒエ。
「かぐやは父親からの愛情を感じていないけど、実は父親はちゃんとかぐやを愛していた」ってパターンでもなさそうだし、「これまではかぐやを抑圧してたけど、かぐやの熱い思いを知って思い直して留学を認めてくれるようになる」ってパターンにもならなさそうな雰囲気です。なんか。
マジで重そう……。
感想が今週号から離れ過ぎました。話を戻して、今週はかぐや(氷)が意外とかわいげがあったのがよかったです。
かぐやちゃんみたいに縮んだり、「唇を奪われるほうが趣味」だったり。
そしてなにより、彼女自身も白銀のことが好きだと言うのです。それは驚き。
氷かくやが白銀の真心とかを知って氷解して今のかぐやになった……という感じじゃなくて氷かぐやも脳内で彼女のままで白銀を好きになっていた、と?
そして氷かぐや暴走。
アホかぐやをハンマーブロスして法廷は崩壊。
(左投げ サウスポー)
そして起き上がり、かぐやの肉体を支配してしまいます。
これは「人格が入れ替わった」って言っていいのか。
しかし、白銀を「白銀さん」と呼び、紅茶ではなくコーヒーを飲みたがり、素の彼女とは程遠いキャラであるのは間違いないです。
これが以前のかぐや?
この状態は結局どういうことなのか、そしてこのかぐやは何をどうする気なのかは、今の時点ではなんにもわかんないので、来週に持ち越しです。
あ、来週じゃないです。来週は休載!!!
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