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ゾンビランドサガ感想 山田たえ考 意味が分からん?だからなんだ?

ゾンビランドサガの登場人物の感想を一人ずつ書いてます!

 

今回は伝説の山田たえ!これでフランシュシュ7人全員の感想書けました!

 

 

 

 

(このブログは全て私の勝手な想像で書いています)

 

 

 

 

たえと言えばやっぱり伝説です。

 

伝説の山田たえの伝説を知らぬ者はこの世におりますまい。

 

そうあの伝説の山田たえです。

 

果たして一体何が伝説なのか?

 

分かる視聴者はこの世におりますまい。

 

幸太郎が最初にただ「伝説の山田たえ」と言ったっきりで、その後何のフォローもなく自我も記憶も目覚めず最後までひたすらそのまんまだった謎の女

 

それでいて自我がないまま多少成長してるのがまたなんとも奇妙な。

 

本当に「意味不明」をゼリーにして人型に固めて動かしてるようなキャラクターでした。

 

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ただメイクして黙ってればすごい美人です。

 

 

 

思えば私がこのゾンビランドサガって作品を初めて知ったきっかけがたえでした。

 

たえは最初はキャストが非公開でした。

 

togetterの記事一覧に、「ゾンサガでずっとキャストが「????」だったたえが実は三石琴乃だった!」ってスレッドを見たのが、初めてこの作品の存在を意識した瞬間だったと思います。

 

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その時にはそのスレッド見ても私のほうが「????」でした。

 

3話のEDクレジットでいきなり三石だと明かされて視聴者を困惑させたそうです。

 

それで、この作品が世間の話題になってきたのが7話以降あたりで、私もその頃視聴を始めたので、遅れて第1話を視聴したときにはたえ=三石だと知っている状態でした。

 

知った上で視聴してもやっぱり「????」でした。

 

な、なんでこんな唸ってるだけのキャラを大物声優が演じてんの???

 

 

 

監督の境宗久は過去に「スイートプリキュア♪」もやってて、その作品で三石は妖精役をやってました。

 

信頼関係とか実績とかがあるのでしょう。

 

またインタビュー記事で、監督は「たえとロメロは言葉を喋らないキャラだからこそ表現力が重要」って語ってます。

 

 

うーん、そうなの?

 

三石がすごい表現力があるっていうことには何の反論もないですけど、たえってそこまで大層なキャラかなあー?って、素人判断で思ってしまいます。

 

というより、私はなんていうか、たえが記憶なり人格なりを取り戻して言葉を喋るときの演技を見越して三石を起用したんじゃないの~?とか思っています。

 

2期を見越しての三石琴乃起用!みたいな。

 

いやまーそれだと、もし人気出なかったらそこで完全終了なわけですから、そんなあるかどうかも分からない未来を見越して起用するってのも、変な話なんですけど。

 

私個人の印象として三石は、たえやプリキュアの妖精ハミィみたいな変な声の演技と同時に、30歳くらいの女性の演技もすごい得意な声優です。

 

エヴァミサトの印象が強いからかな。

 

あとのび太のママみたいな方向でも。

 

で、「30くらいの女性」ってまさにたえじゃん。と。

 

ガウガウな本能だけのたえ、そして知性を取り戻して年相応の女性の喋り方をするたえ、両方のための三石琴乃なのでは……なんて、私の想像は当たってるのか的外れなのか。いつか判明する日が来るでしょうか?

 

たえのキャラ設定は非公開だけど、設定自体は存在してて三石はもう知ってるってどこかで記事を読んだような記憶あります。

 

 

 

視聴者の間では「たえは何者なのか?」考察とか予想とかする人がいろいろいました。

 

インパクトあったのは卑弥呼説

 

佐賀に邪馬台国伝説があるからだそうで。

 

あと普段着の感じからかつてのキリシタン説とか。

 

ただそれだと「山田たえ」って名前は一体なんなのかって問題と、判明しているプロフィールの「趣味:旅行代理店めぐり」がネックになるので、苦しいです。

 

さくらや幸太郎(乾少年)の同級生説もありました。

 

これも「享年:29歳」がネックとなりやっぱり線薄いです。

 

さくらは生きてれば27歳ですから。惜しい。

 

 

たえはプロフィールが謎と言いつつも変に判明している部分があって、そこが絶妙な考察泣かせです。

 

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ゆうぎりは背景とか設定とか詳言はなかったけど朧げには見えてくるようになっていたのに対して、たえはまるで「教えてやらねーよ!」「せいぜい混乱しとけ!」って言われてるかのような謎っぷりです。

 

もしかしてマクガフィンってやつ?

 

物語を作る際の技法の一つで、大雑把に言うと、物語の中で重要な物事や人が存在してるけど、その重要性の説明そのものは重要ではないから省略する、みたいな感じのもの。と私は解釈しています。

 

(違うかも。気になる方はwikipediaをどうぞ)

 

他作品で例えて言うなら、「侵略!イカ娘」の主人公イカ娘は海から来た謎の生命体(UMA)なのですが、作品ではかわいいイカちゃんのほのぼのコメディが肝要であり、イカ娘が具体的に何者なのかは最後まで全く説明されないまま完結しちゃいました。

 

ハレグゥ」のグゥとかも。

 

映画「ミッション:インポッシブル3」のラビットフットとか。

 

テルマエ・ロマエ」で古代ローマ人の主人公ルシウスがなぜ何度も現代日本にタイムスリップするのかの説明は一切されず完結した。なんてのもあります。

 

そんな感じで、たえも何者なのかは仮に2期があっても知性を取り戻すことなんて全くなく、なーんの説明もないままずっとこんな調子でい続けるキャラクターだったりする可能性も。

 

 

 

他に、変わった説では、たえとロメロは入れ替わってる説も見かけました。

 

たえのゾンビの肉体にはロメロの人格(犬格)が入ってて、ロメロの肉体にはたえが宿っていると。

 

これは単に普段のたえの言動が犬っぽいからってだけの発想なようで、ロメロに人間っぽさがないし、幸太郎がそうする必要もないので、まー無いでしょう。

 

こんな予想とかマクガフィンとかそういう次元を吹っ飛ばすようなとんでもない正体だったりするのもちょっと期待してますが。どうなることやら。

 

 

 

たえの正体についてはもうしょうがないです。

 

それはもうおいとくとして、そんな知性がないままの彼女はどんなキャラだったでしょうか。

 

たえは言葉を喋れないから歌えません。

 

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なのでフランシュシュはボーカル6人でパフォーマー(ダンサー)1人という変わった体制になります。

 

かといってダンスが上手なわけでもなく、やっぱり意識がぼーっとしてる感じ。物語後半は成長しますが。

 

しかし。そんなアイドル活動において役立たずで足手まといなたえのことを、誰も否定しません。

 

アイドルを知り尽くしてる純子も「たえには無理」「たえがいるとクオリティが落ちる」なんてこと絶対言いません。

 

ファンもです。デスおじとか。たぶんたえは7人の中で一番人気は低いんでしょうけど、言葉も喋れず知性も無い「そういう子」な0号をフランシュシュの一員としてみんな疑問視せず普通に受け入れて応援してあげています。

 

現実的にはありえないけど、こういうところ、とても世界が優しくて愛を感じました。

 

 

 

たえも周囲から愛されてることを本能だけなりにも次第に理解していきました。

 

多少意思疎通できるようになっていきます。

 

後半以降ダンスが結構さまになってきたのは、さくらが親身に指導してくれたおかげでした。

 

さくらを自分の主人みたいに思ってるのかも。犬かよ。

 

 

なので、11話でさくらが闇化したときには誰よりも狼狽してたのが印象的でした。

 

 

 

三石も「さくらへの愛」ってコメントを発表してて、胸熱でした!

 

ラストで嬉しそうにさくらを噛むたえはとても愛らしかったです。

 

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一見いてもいなくてもどうでもよさそうな謎の女たえ。でもちょっと考えてみるだけでも結構奥が深い、のかも???

 

 

 

 

さてこれでフランシュシュ7人の感想ブログ書けました!

 

私は本当にゾンビランドサガすごくよかったと思ってて、登場人物一人一人について自然と頭にいろいろ浮かんだので一人ずつで感想ブログ書けるんじゃないかと思って始めてみたら、ほとんど悩まずに結構すらすら文章打てました。

 

12話視聴して直後の感想と、7人の感想書いたのでよろしければこのブログの「ゾンビランドサガ」のカテゴリーから是非お読みいただければと。

 

ただ、全部私個人の勝手な想像で、全然的外れかもしれませんのでそこはご容赦を。

 

 

 

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