今週のサブタイの「こたえたい」は二学期期末試験の問題に「解答したい」と、石上がかぐやからの期待に「応報したい」のダブルミーニングのようです。
かぐやと石上の先輩後輩の絆が案外いい感じになってて読後感よかったです。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい95話 「石上優はこたえたい」
今週はカラー扉絵!
かぐやが「恋愛」の科目で赤点取ってます。
そういえば前に石上は66話では恋愛探偵の才能を発揮してたから彼だったら恋愛の科目で100点取れるか?
あ、いや、無理か。
先週の彼考案の告白作戦はひどいものでしたから。
生徒会ではいい点取れそうなのは一人もいなさそうです。
あと、9巻の表紙が、白銀と石上という、なんとも、華がないものに。
まじかー。
こんな男だけの表紙で大丈夫?
さて今週の話は、「嘘である!」4連発が面白かったです。
白銀は生徒会室では集中できず、かぐやは自宅では集中できない。
特にかぐやはスマホデビューしたばかりで、その誘惑を断ち切るのは至難の業です。
私がかなり昔初めてパソコンでインターネットデビューしたときのネット中毒はそれは悲惨なものでした。
(ネット中毒は今もですが)
さらに今のスマホは昔のパソコンとは誘惑の度合いや依存症の危険性が格段に違うだろうと思います。
かぐやはさすがにネットやソシャゲで身を崩すなんてことはないようですが、ライン中毒にはなってる様子。
そして伊井野は白銀と同じように学年1位取るために必死です。
二人ともかなりのプレッシャーと戦っていて、そういう意味では似たもの同士です。
切実だけどせせこましい動機で自分のことで精一杯な白銀と伊井野、今回はお互いを思いやってるかぐやと石上がちょうど対比になってる印象もあったりします。
そして異次元にいるのが藤原と。
藤原の祖父は孫娘を溺愛してるそうですが、確か藤原は次女。
きっと初孫っぽい長女はとんでもないレベルの溺愛とおこづかいを貰って育ってきたのでしょう。
その結果があれ。
(あれ)
試験当日。
石上と伊井野って同じクラスでしたっけ!
しかも席が前後!
今週は「嘘である」だらけですが、唯一「本気である」のが石上。
かぐやから厳しく指導されてて、でもそれはかぐやは貴重な時間を自分のために割いているわけで、応援してくれて、なんとかそれに報いたいという、石上はかぐやへの真心のような臨みで試験勉強頑張りました。
しかし、結果は惨敗~。
石上は生徒会会計でデータ処理とか得意なのに勉強は駄目なのがなんか意外でした。
ふがいない結果に平気なふりをして虚勢を張りますが、かぐやは真正面から叱咤してきます。
男子トイレに侵入してまで!
おー、なんか、これまでは、花火の回とか選挙の回とか、白銀が誰かのために全力で行動する話はいくつかありましたが、そういうのを今回はかぐやが石上のためにやりました。
熱いです。
かぐやも石上も人間的な成長を感じます。
なんか子安つばめへの恋話がどっかいってるくらいです。
石上とかぐやの子安への恋のアタック作戦はたぶん今後も散発的に続いていきそうです。
あ、そういえば、後になって気付きましたが、子安は笑顔が石上の中学時代の因縁の女子、大友京子とちょっと似てます。
若干気になるかも?
そして白銀と伊井野は1位を維持できたようです。
よかったねよかったね。
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