ウルフマン勝利!
オメガ・ケンタウリの六鎗客の5人との厳しい戦い、正義超人軍4連敗の末にようやく初勝利を掴むことができました。
でも、「やった!初勝利!」と無邪気に喜ぶ気には到底なれません。
ティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマン、カレクックの4人の惨敗は重いです。
私はリアタイで読みながら「ひょっとしたら勝てるのでは?頑張れ!」と思い続けていたので、期待が打ち砕かれるのを4回経験したわけで、最後のほうは応援疲れしてしまいました…。
彼らの死はとても無念でした。
正義超人の友情パワーの謎の光をなぜか再現できたルナイトとの対戦、大苦戦でしたが、敗れ去った4人の幻影が励ましてくれて、ウルフマンはパワーアップ。
これも、なんか、ベンキマンとか彼ら自身が戦ってた時にも先に死んだ仲間の幻影がついたシーンはありましたが、それでも負けたわけですから、死んだ幻影の応援数が4人にまで増えてウルフマンへのパワーアップ率が上昇したおかげで勝てたのではないかって気がしてしまって、ちょっとすっきりしきれないというか。
いや、この謎の光は「仲間の死」がきっかけだったからそれで何の問題もないのかも?
そういえばタッグ編では、決勝ヘルミッショネルズ戦でキン肉マンを幻影で応援する側でした。ウルフマン。
初披露の必殺技「不知火・雲竜投げ」でルナイトを打ち負かしましたが、その彼がなぜか自害!
完璧超人と散々やったやりとりで「またか…」と思いました。
やるせない。
さらには場面が国立超人博物館に移ってしまい、そこで「運命の4王子」が参戦への何らかの決意とともに展示されていたマスクを取るという「おお!?」と思わせる場面のほうがインパクトをかっさらってしまったので、ウルフマン勝利の余韻がどんどん薄くなる悲劇!
あー、しかしこのときは、マリポーサのシルエットが盗人ジョージの面影があるのが芸が細かくて素晴らしいと思いました。
あとオメガマン・アリステラ。
ルナイトの敗北を叱責するんですが、ひとしきり罵倒したあとに、功績の部分を認めて、弔いを決意するという、やっぱりどうも実は部下思いな人の気がしてなりません。
ギヤマスターが苦戦辛勝したときも、脅すようでいて労ってたし、マリキータマンが指令を果たせなかったときも、すぐにあっさり許しちゃうし。
あとなんか今回の地球侵略もオメガの民を思いやっての行動っぽいですし。
この人はサタンと結託してたりして悪逆非道な人なんでしょうか?
さて、そして、この地球でまともに戦える正義超人は満身創痍のウルフマン以外にはキン肉マン一人だけになってしまいましたが、キン肉マンは堂々と受けて立つぞ!とかっこよく決めてるところで、4王子が乱入。
あ、今乱入しちゃうのね。
ってことはたった今4連勝したヘイルマン達と今から戦うの?
ギヤマスターとかマリキータマンはけっこうダメージ追ったから、この状態の彼らに勝っても「4王子たちすげえ!」ってならないんじゃないかと心配です。
いったい誰が誰と戦うのか、まだ早合点してはいけないでしょうか。
さて!4王子がマスクを取るシーンで、残ったソルジャーについて彼らは「存在そのものが例外」と語り、すごい特別待遇なイレギュラー感の期待を煽ってくれます。
それはもちろん超人血盟軍の参戦です。
先の始祖編で、ブロッケンJr、バッファローマン、ザ・ニンジャ、アシュラマンが全員生存したのはまさにこのためですよね。
血盟軍かなり好きです。
ぶっちゃけ4王子は血盟軍の前座のように思ってます私。
フェニックスだけはどうしても別格に思ってしまいますが。
血盟軍登場が楽しみでなりません。
これで出ないなんでことないよね!?
アシュラマンはすぐ両腕6本とれちゃうという弱点を克服できるか!?