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スナックバス江1巻感想 ギャグの中に癒しを見る

「スナックバス江」の1巻買いました。

 

電子書籍じゃなくて紙の単行本にしました。

 

なぜならこれまでのフォビドゥン澁川の単行本を紙の本で揃えているから!

 

 

 

 

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フォビドゥンの単行本を5冊とも揃えてる人間なんてきっとめっちゃ少ないと思います。

 

 

 

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しかも全部初版です。

 

古参のフォビドゥンファンを自認しています。

 

 

 

この5冊を見てみると、パープル式部0~2巻とてらほくんは印刷所は共同印刷株式会社でしたがスナックバス江1巻は図書印刷株式会社でした。

 

そして製版所は式部が株式会社コスモグラフィックで、てらほとバス江は株式会社昭和ブライトでした。

 

フォビドゥンの編集担当は初代ウォークマン氏、2代目マッツァー氏、現在は3代目のシド氏と結構変遷してる様子。

 

これらはだからなんだということは全く何もなくて、あとがきや奥付を見てちょっと気付いただけのことです。

 

 

 

 

さて1巻です。

 

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 最初の1ページをめくると最初の扉絵から笑わせてくれます。

 

 

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昔の金曜ロードショーネタです。

 

 

そしておまけページが今回も充実してました。

 

バス江連載の前の新連載プロットのボツ案がいくつか紹介されてました。

 

 

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フォビドゥン漫画は大抵が「女の子と怪人」です。

 

そしてバス江ではそこから一歩進んで「女の子(明美)も怪人」になったと。

 

怪人だらけ。

 

その最たるものはもちろんパープル式部

 

性別は女ですがあれは女の子とは言いたくない…。

 

 

 

 

内容のほうは、ネタは読み返しても面白いのが多くて満足の出来です。

 

そして、週刊じゃなくて一気にまとめて見たらちょっと発見したことがありました。

 

それが癒し

 

 

 

この漫画は毎回必ず登場するのは主人公の明美、2番目に出番多いのがママのバス江、3番目が常連客のおじさんタツ兄なんですが、このタツ兄がなかなかあなどれないことに気付きました。

 

ギャグ漫画のギャグ要員としても立派に機能してるキャラなのですが、このタツ兄は、明美、バス江、小雨山田のレギュラーだけでなく、カワちゃん森田といった準レギュラーとも全員と仲がいいんです。

 

例えば小雨と山田はまだ同席したことはありません。

 

二人とも常識人側だからうまく掛け合わせるのはなかなか難しいのでしょう。

 

でもタツ兄はどんなキャラとも上手に掛け合いができて、特に山田とはいつのまにかすっかり気のおけない飲み仲間になっていました。

 

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ギャグはシュールでエキセントリックなのに、なんかこのへんの仲の良さが、気のいい常連おじさんがいる居心地のいい地方のスナックって感じが出てるような気がしてきます。

 

「癒し」というと言いすぎかもしれませんが。

 

常連同士が仲良く無駄話をしてるのを見てるだけでちょっとほっこりしてしまいました。

 

この漫画はよくなんか「笑顔になれる癒しのスナック」みたいな煽り文を入れるのですが、それは実態はとても癒されないスナックなのを逆手に取った冗談な筈なのに、本当に癒される面がなくもないという奇妙な状態になっています。

 

 

 

面白くていい漫画だと思うのでこれからも応援していきたいです。

 

でも、私は単行本アマゾンで買いましたが、先日ちょっと市内の本屋行ったら、バス江1冊もありませんでした。

 

やっぱりヤングジャンプ編集部側もあんまり売れないと最初から思ってて発行数少ないんでしょうか。

 

頑張れ!

 

 

 

スナックバス江 1 (ヤングジャンプコミックス)

スナックバス江 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

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