始まってしまったパラディ島VS全世界の戦争。
というか調査兵団VSマーレ軍。
いや、かつて「調査兵団」だった彼らですがその総称が今でも調査兵団のままなわけはないですね。
なんて名前なんでしょう、今の彼らは。
マーレ軍のマガト隊長が言うには「巨人の時代は終わりつつある」だそうで、確かにその通りで世界の進歩した兵器はもう巨人に負けないくらいになってるんですが、でも世界中で最も「巨人の殺し方」に長けているのは他でもない調査兵団なわけで、もうマーレ軍めっちゃ不利!
経験値が段違い。
マーレは「巨人で戦う」はお得意でも「巨人と戦う」はきっと素人なんでしょう。
さてエレンが変身した進撃の巨人はなぜかタイバー公を食べちゃいました。
なんで食べる?
そして進撃は式典に出席してた群衆ごとマーレ軍の幹部達を大虐殺。
なんとゾフィアも死亡!
ウドも群集に踏み潰されて生死不明で、ガビは恐慌状態というか放心状態というかショックすぎていまいち事態を理解しきれてなさそうな感じです。
いやあー恐ろしいわあー。
エレンは自分が少年時代に散々味わった「大切な人を巨人にあっさり殺される」を思い切りガビに味わわせています。
もちろんエレンは承知の上でやっています。
憎しみの連鎖が生まれる予感半端ないです。
でも、私はこんなエレンに好感を持っています。
敵なんて迷わずぶっ殺せ!みたいな快哉の気持ちというわけじゃなくて、自分が極悪人の汚名をかぶる覚悟とか信念のようなものになんか感嘆の気持ちが湧きます。
まーエレンの真意はまだ完全には分からないのですが。
でも昔の少年エレンより今の大人エレンのほうがずっといい。
(エルヴィンに少し似てきたかもしれない)
暴れる進撃の前に現れるのはタイバー家の女、公の妹。
この女が戦鎚の巨人なわけですが、正直タイバー家の中の誰かという以上の意味は特になさそうな女です。
そして進撃VS戦鎚、かなり久しぶりに見る巨人バトルのゴングが鳴りました。
戦鎚の巨人のデザインはなんか頭にヘルメットをかぶってます。
能力のほうはどうやら鎧とは別方向な感じで硬質化に特化してるタイプで、巨大で硬い物体を一瞬で、自分から少し離れた場所にだって作り出すことができます。
さらには超攻撃力のハンマーを超素早く超正確に操れる様子。
巨人ごとの性能だけで比較すれば進撃よりも格上な感じです。
(というか進撃は他の九つの巨人に比べて具体的にどこに強みがある能力なんでしょうね?)
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さらにはマーレ軍の対巨人兵器の援護射撃もあって、進撃は戦鎚に負けちゃいました。
ただエレン本人は無傷。
戦鎚は獣や車力くらいに喋ることもできるようで、巨人の頚椎から出てきたエレンに「最期に言い残すことはありますか」とか言っちゃいます。
舐めプです。
無駄口叩かずにその手に持つハンマーをさっさとエレンに振り下ろしてればここで戦争の決着ついたのに。
なんか、巨人のスペックでは進撃を上回っていても戦士としての(いや兵士かな?)経験値がタイバーの女はエレンよりずっと足りてない素人って印象でした。
「今だ ミカサ」
ここでミカサ登場!
最新式っぽい立体起動装置を備えた黒い戦闘服のシルエットが戦鎚の頚椎に雷槍をぶちこんで、戦鎚は崩れ落ちました。
さらに兵団の軍隊がマーレ軍の対巨人砲と軍隊を撃滅。
結局、進撃&兵団VS戦鎚&マーレ軍の初戦は進撃チームの圧勝です。
戦鎚チームは巨人のスペックと兵器では上回っていて、そして奇襲されたとは言ってもマガト隊長はそれをある程度予測していたというのにこの有様で、巨人も兵器も使う人次第なのだなあーってことをまざまざと感じました。
兵団はエレンとミカサだけじゃなくて、まだリヴァイもアルミン達もいるんだから本当恐ろしい集団だと思います。
ジークが脅威視してたのももっともです。
地獄を生き残ってきた恐怖の集団が本気になるとマーレに勝ち目なんかない?
なんかアルミン並みに賢そうな感じがするピークですら後手後手な感じです。
ここからマーレ軍は兵団に形勢逆転することは可能なのでしょうか???
大人のミカサようやく登場です!
えーと今のミカサ達の年齢はまだ20歳くらいなんでしたっけ?
全然そうは見えません。
苦労してそうな感じですミカサ。
第一声も「エレン お願い 帰ってきて」です。
この一言だけでエレンがどうしてきたのか結構想像できるのが素晴らしいです。
あーやっぱり今の進撃の巨人すごく面白いです。
知りたいことがたくさんあって、続きが本当に楽しみです。