週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=40 「200万年の結晶」
千空が謎の村にやってきて病に侵された巫女ルリを救うと決断したのが第20話あたりで、(幸い人気好調を維持して)40話連載続いたうちの半分近くを万能薬サルファ剤作りの話に費やしたことになります。
作中の時間だと半年。
長かった!
千空は悪漢を気取ることがかなり好きなようです。
安いゲス顔はお得意で、今週も嬉しそうにひけらかしてます。
しかしそれでいて中身はジャンプ主人公テンプレらしく情と義の男です。
なのでルリの命を救おうと必死に悪戦苦闘しているのも、千空にとっては村人を掌握して自分の配下にするという大義名分でやっていることになってます。
ですが村人の労働力が必要な理由はやがてくる司との対決のためで、司をなんとかしたいと思ってることがそもそも義によるものです。
千空は場合によっては司を殺すと決意していますが、はたして情の男はそれができるでしょうか?
司が出てたころは私は彼の無茶苦茶さに辟易していて、場面が変わってこの謎の村編になってからは格段に面白くなったと感じたものですが、司の存在は今でも物語の大前提でこれからも無視できない壁であるのがこの漫画の本当に悩ましいところです。
さて今週の話は前回に引き続き、ほぼ「まとめ」な内容でした。
万能薬の材料がようやくコンプしたからあとはそれらを調合するだけ。
御前試合で疲労困憊な筈のクロムも叩き起こして、カセキとゲンも謎の水車装置に張り付いて、総動員して作業に入ります。
水車で作っていたのは炭酸水でした。
水にひたすら二酸化炭素をブクブクさせればできるようです。
コーラ大好きなゲンは炭酸水ができたと知ってガラにもなくわくわくしてしまいます。
千空が口約束のコーラ作ってくれるんじゃないかと。
しかし千空は期待してるゲンをわざと無視して、炭酸水を重曹作りに使うだけでゲンしょんぼり。
と思ったら千空は万能薬を完成させるのと同時に、こっそりゲンにコーラを作ってあげていました。
こんなところも千空の偽悪趣味全開です。
ゲンは感涙しながら千空手作りコーラを喉に流し込んでました。
このコーラ常温なんでしょうかね?
素焼きの壷とかがあればある程度低温保存できる天然冷蔵庫は作れるらしいですけど、今回はたぶんそのへんカットにされちゃったのかなあー。
今年最終号の巻頭カラーを貰えて、それにあわせるために千空の結婚とスピード離婚と万能薬完成を詰め込んだから、コーラの冷蔵に関してページを割くことはできなかったと。
でもまー、ゲンにとっては文明社会が崩壊した世界に起こされて半年ぶりにコーラ味わう喜びと、千空の心意気とで、多少ぬるくても涙が出るほどおいしく感じるのかもしれません。
なんかもうゲンは千空の情の心に打たれてすっかり心から仲間になった感があります。
さすがにこれから裏切るなんてことはないとは思いますが、彼が村に戻ってきた目的がまだ不明なので、悪いニュースだった場合は、ルリの問題が解決しても感慨に浸る間もなく次の展開に全速力で突入することになりそうです。
で、そのルリは、妙にフェティッシュなポーズで千空たちがついに作った万能薬を飲まされています。
本当になんだこの絵は。
はたしてルリはこれで病気が治るのか…は、漫画のセオリーに基づいてもう答えは出てます。
ルリは村の秘密も千空の名前を知っていた謎も持っている人物なので、彼女が死んでしまったらその謎が明かされなくなりますから助かることは既に確定しています。
(いや、助からずに死の間際にそれだけ話してから事切れる、という可能性もあるか???)
他にもマグマのその後の動向もあるし、以前に紹介された村人リストにもまだ不審なのがいたし、気になる点は多いです。
今年はこのドクストが新連載されてとても楽しめました。
来年もずっと楽しめますように!
次回へ続く!
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