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ドクターストーン31話感想 これ電影少女? 〔Dr.STONE〕

週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=31 「背中合わせの仲間たち」

 

今週のドクターストーンはいつも超スピード展開なこの漫画にしてはかなり珍しく登場人物の思いを語ることだけに集中してる回でした。

 

 

 

 

コハクの姉ルリの病気を救えるかもしれない万能薬サルファ剤

 

そういえば千空たちはこの万能薬が完成すればルリが助かることがもう決まっているかように思ってそうな感じですが、実はまだそもそもルリの病気が何なのかすら千空は何一つ知りません。

 

 薬を与えれば治る保証なんてどこにもない…。

 

せめて千空が直接ルリと対面して診察ができればいいんですが、それもまだまだ適わない。

 

御前試合金狼銀狼が優勝できれば状況はかなり進展するのでしょうが、金狼が抱える視力の問題だって千空たちはまだ知りません。

 

やるべきことは本当に多いです。

 

この漫画がスピード展開なのは作者が意図的にそうしてるのもあるでしょうが、ただ単にやることがめちゃくちゃ多くて大変だからそうせざるを得ないからだったりして。

 

 

そんな万能薬の材料の一つ、硫酸を採取するために硫化水素が充満する窪地に向かわねばならない、ということで、千空は万一に備えクロムに科学知識を伝えてから自分のみで挑もうと無茶を言います。

 

それを聞いてクロムがどう受けるかが今週の話の肝の一つでした。

 

 

 

まっとうな少年漫画でした。

 

クロムは少年漫画の友情シーンとして非常に正しい受け答えをしたと思います。

 

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千空は元々情の男ですがそれがいきすぎることがあり時折自分の命を軽々にリスクに晒します

 

私が千空という男に普段から感じていたことを今週クロムが概ね指摘してくれたのでちょっとすっきりしました。

 

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そもそも一番効率のよい方法は無能な人間に採取に行かせることです。

 

成功率が低くてもそれで何人死んだところで千空一人の死に比べたら大した損失ではありません。

 

千空一人だけが持つ科学知識はこの世界では凡人1万人よりも価値があります。

 

 

 

しかしそれでは人としても少年漫画としてもアレなので、この場合のベストな方法は千空が助手とコンビで挑み失敗の可能性を極力摘むことです。

 

 

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……でも実のところ「投擲」でいけるんじゃないかという気もしています。

 

毒ガスが届かない距離から紐を結んだ容器を泉に向かって投げて引き上げれば、途中紐とかワイヤーとかが溶けたり容器が割れたりするかもしれませんが、何度か頑張れば汲むくらいのことはできそうな気がしないでもないです。

 

この方法は無理なのかなあー。

 

 

 

さて千空とクロムのやりとりをこっそり聞いていたコハクは、クロムに自分を重ねます。

 

彼女が姉に抱いている思いも今週の肝の一つ。

 

ついでにこの村が口承文学で成り立っている民俗であることも判明しました。

 

どうもやはり文字も失っているようです。

 

女系一族血統の要である「巫女」の最大の役目は「百物語」という教訓噺を口伝で受け継いでいくことでした。

 

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しかしルリは(本当に何の病気なのか…)体が弱く、父コクヨはルリが亡くなったあとはお前が継げと命じますが、コハクはそれが「ルリが死んでもいいように」と考えてるとしか解釈できずに頑固拒否!

 

ここはコクヨウ、ルリ、コハク、誰の気持ちにも共感できるから難しいところです。

 

まーこの問題も千空が村に文字を授ければ解決しそうですが、千空がいればリルも回復するしそもそも百物語で教育する必要がもうなくなるかも。

 

 

 

 

で、このしんみりするシーンなのですが、ルリが百物語を語るときの背景のイメージに変なのがいろいろいて、そこに気になるのが一人…。

 

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前に出た謎の桃太郎やピカチュウもどきなどなどの中に、電影少女ビデオガールのアイっぽいのがいます。

 

???

 

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アイですよねこれ。

 

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なぜここで登場?

 

原作担当稲垣理一郎か作画担当Boichiの青春の思い出なのでしょうか。

 

謎です。

 

 

 

まー、それはさておき千空は自分とクロムの二人分の活性炭吸着のガスマスクを自作して硫酸採取に再挑戦!

 

というところで次回へ続く!

 

 

 

 

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