私カナディアンマンのことどうも嫌いです。
(ついでに同じ理由でジェロニモも)
彼自身には別になんの落ち度もないのですが(いや、あるかも?)、弱いやられ役にされるだけの扱いがあまりにもあまりにも多すぎて、出てくるとうんざりしてしまいます。
弱いから嫌いなんじゃなくて、やられ役にしておけばいいという立ち位置にされてるところが嫌いというか。
ネットでネタにされてるのを見るのも全然面白くないです。
さらにそのノリが本編にまで影響を及ぼしてますますネタ&やられ枠になっていく悪循環があるような気がします。
彼のことは本当に冷め切った目で見てしまいます。
ゆでたまごの週刊プレイボーイweb comic連載のキン肉マン。
前回ティーパックマンは健闘むなしく負けてしまいました。
力も弱く技のバリエーションも少なくヘイルマンとの実力差は思っていた以上にありました。
これはそのまま正義超人正義の五本槍とオメガ・ケンタウリの六鎗客との全体の実力差を表しているようで戦況はかなり不利で悲観的になります…。
ただ、それでも、前シリーズでステカセキングとミスターカーメンが立て続けに惨敗した後にブラックホールが大金星をあげたときのように、かすかな希望を抱かずにはいられません。
力及ばずに涙するティーパックマンにはちょっと熱くなりました。
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……とまあ、何の思い入れもなかったティーパックマンが突然出て来て戦ってるのを見ただけで応援する気持ちが湧いた本当に単純な私なのですが、それでもカナディアンマンはやっぱりどうも感情移入する気になれません。
だって、カナディアンマンって本当に扱いがぞんざいでひどいキャラクターですもん。
相棒のスペシャルマンもですが。
(そういえばスペシャルマンはなんで今回の戦いに参戦してないんでしょうね?)
とにかくやられ役。
はぐれ悪魔コンビにやられ、マックスラジアルにやられ、ブラックシップにやられ。
負けるじゃなくてやられる。
見てられませんでした。
黄金のマスク編や、確かキン肉マン2世でもみっともない醜態を晒してもいました。
国辱と罵倒される彼の苦悩に同情する気持ちはなくもないのですが、好感度や応援したくなる気持ちには程遠いです。
それが今戦ってます。
カナディアンマンの胸の内が語られて、好感度は確かに上昇してはいるのですがこれまでがひどかったぶんまだまだマイナスです。
彼が言う「捲土重来」ですが、私が思うにそれは試合に勝利することなどではなくて、「見直した」「意外とかっこいいところがある」と読者に思わせる戦いを見せることです。
ぶっちゃけそれができたのなら試合そのものは負けてもいいです。
その点で言えばティーパックマンはこれまでの印象が薄くプラスもマイナスもないスタートだったので頑張ってるところが見れればそれだけで感情移入しやすくてある意味で「有利な」キャラクターだったのですね。
カナディアンマンは試合でも不利だし漫画のキャラクターとしても不利。
今後の試合運びは本当に大変でかつ重要です。
あと巨大化は是非やってほしい。
そういえばタザハマさん紅茶飲んでる?
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