難しいなあーと思ったニュースがありました。
ビーチ用品をレンタルしてる店が中国人だけは料金10倍って看板を出して批判を受けたというニュースでした。
ニュースソースが琉球新報なので「こんな看板は差別的で問題である」という論調のみに終始していて中国人観光客のマナーの問題については完全スルーなのが残念なところなのですが、店も店でこんな看板出しちゃったらこういう批判受けるのを予想できなかったのかとちょっと感覚疑いたくもなります。
しかし、実際に中国人ってやっぱりマナー悪い客が多いんでしょうか。
イメージだけなら確かにすごく悪いですが。
この店も被害の数や状況をちゃんと記録していて中国人の数が多いって実証があるのかどうかも不明です。
あとレンタル用品を壊されたときに弁償のやりとりを中国人相手とするのは一層大変そうだなあーってイメージもあります。
根拠のある数字なのか単なるイメージなのかともかく店の業者は中国人に対して嫌悪感を募らせていったわけで、それがこの看板になっちゃったのですかね。
私は「中国人に悪いイメージ持つのは偏見だ」ということを特に強く主張したいわけではありませんが、こんな看板では店の被害も業者本人の怒りも鎮める効果なんてないんじゃないかと思いました。
レンタル用品を壊すのが100%中国人だけだというのなら別ですが、そうでないなら中国人以外の客に用品を壊されたときにもこの看板では効力を発揮できませんし。
じゃあどうするのが一番いいんでしょう?
真っ先に頭に浮かぶのはデポジット形式にすることでしょうか。
レンタル料が2000円だとしたら最初に5000円払ってもらって返却のときに問題なかったら3000円が返金される形式。
これだと安全ですけど、借りようとする客が減っちゃうかなあー?
最初に払う金額が大きいと借りる心理的ハードルが上がるかもしれません。
相手にしたくない客だけを排除して、そうじゃない普通の客を敬遠させることもせず、差別表現だと批判を受けるとこもなくする方法、なんかないかなあー。
なんとなく1日くらい考え続けたんですけどいい方法は浮かびませんでした。
……しかし、ビーチパラソルのレンタル料が2000円って、かなり高い気がします。
いや、ニュースがあったのは宮古島で、客が自分で用意するのがちょっと難しい場所だからパラソルとかの価値があがるのは当然なのかなあー。
富士山の頂上のドリンクの自動販売機みたいなもので。