先週から連載再開したハンターハンター。
しばらくは他のどこかに場面転換したりさせずに王子たちの継承戦とクラピカの話を集中して続けて欲しいです。
(ジンやパリストン、ヒソカや団長達の動きも気にはなりますが)
念獣のやっかいさをクラピカ達が話し合っているとき、セレモニーでは第5王子ツベッバが第4王子ツェリードニヒに共闘を持ちかけています。
ツベッバはツェリードニヒのことは高く買っているようです。
第9王子ハルケンブルグもですが、もしかしたらツェリードニヒの殺人の趣味のことは知らないのかもしれません。
ツェリードニヒはグラスを合わせて暗に承諾の意を示しますが、それはツベッバが生き延びればの話だそうです。
そんな王子達に念獣が構築されているのをホイコーロ王には見えているんでしたっけ。
その王のモノローグなのですが、多数の犠牲者が出ようともお構いなしに我が子たちに殺し合いをさせるわけで残酷というか冷徹なのですが、相変わらず語尾が「ホイ」なのでつい笑ってしまいます。
初登場のときとはキャラの方向性が変わってしまったからこうなったのでしょうか?
たとえば実は「ホイ」は意識してつけてる語尾で、モノローグのときとか素になったときは普通の喋り方になるとかいうわけではなく、ずっとホイなのがなんか好きです。
ツェリードニヒの護衛テータとサルコフは王子に念獣をどう説明するかに苦心しています。
王子がもともと邪悪な人だから念の概念を知って身につけたら絶対凶悪な能力になってしまうだろうと。
テータ以下5人の私設兵はかなり前にハンター試験に合格した際に一度登場しただけなのでテータがどんな人物なのかまだよくわからなかったのですが今回でようやく判明しました。
王子の殺人趣味のことを何とも思ってない人ではなかったのですね…。
じゃあなんでそんな邪悪な王子の下についてるんでしょう?
ゾルディック家の執事のように本人に選択の余地はなかったとか?
テータはサルコフに諭されて王子の念能力の修得が避けられないならもう自分で少しでもマシな方向へ誘導するしかない、と思い始めましたが…。
テータは王子の念獣を見てしまいます。
今週は冨樫義博の得意分野がいかんなく発揮された回でしたね。
おぞましいクリーチャーデザインは幽遊白書でもレベルEでもときどきありました。
この作者こういうの本当好きなんだなあー。
本当に気持ち悪いデザインの念獣ばっかりです。
バショウやイズナビそして他の王子達の様子とともにそれぞれの念獣も登場しました。
(そしてハルケンブルグの護衛は全滅!?)
さてツェリードニヒの念獣は人の女の頭、ヘビの首、馬の体といった感じで、他の王子たちとは比較的まだスマートな部類かなと思ってたら早速思いっ切りテータにかましてくれました。
さすがはツェリードニヒといった感じの気持ち悪さです!
テータを値踏みするように睨み付けて、口を開けたらその中にさらに女がいます。
H・R・ギーガーのデザインのエイリアンの口の中にさらに口があるみたいな感じです。
その凶悪っぷりを見たテータは思い直します。
王子の念能力修得は避けられないなんて言ってられない。
なんとしてでも阻止しなきゃいけないと。
でも阻止なんかできるの?
なんだか反意を示しただけでも念獣にひねり殺されそうですけども。
(サルコフはすぐ殺されそうな予感)
テータが心配で続きがとても楽しみです!