週刊少年ジャンプ Dr.STONE 「Z=17 ワッッルい顔」
今週もセンターカラー!
作画担当のBoichiは健康を心配するくらい仕事しまくりです。
コハクがカラーで初登場!
かわいいです。
金髪なのはおそらく大方の予想通りでしょう。
ただ瞳の色は前回では青い目とありましたがこのカラーではブラウンになっています。
次回以降コハクがカラーで出るときには青に修正されるかなあー?
さてコハクは千空に好意を持ちましたが、千空は露骨に迷惑そうな顔です。
千空の恋愛観ってどんな感じなんでしょうね。
今は非常時緊急時だから恋愛に構っている余裕はないというのはわかりますが、もし平常時だったら彼は据え膳を喜ぶタイプ?
ジャンプは大冒険とかバトルとか高校スポーツとか自分の心がワクワクするものに夢中な主人公は不自然なほどに自分の恋愛感情(ときには性欲)とは向き合わないタイプが多いです。
大樹のほうはまっとうで健全な男ですが。
しかし当のコハクのほうがそもそも惚れたとかいう感情ではありませんでした。
なーんだ。
倒木に下敷きにされたコハクを救出したときにはすでに夕暮れで、二人はそのまま野営。
千空が寝袋にくるまって寝る姿がなんかかわいいです。
その一方コハクは臨戦態勢のまま仮眠をとるようです。
野性味溢れています。
そんな野性味溢れるコハクがそもそもなんで火山の近くに来ていたかというと、水汲みのためでした。
野性味があって文明がないコハクには臥せってる姉がいて、せめてできることは火山の温泉を担いで毎日何往復もして療養させることだけでした。
これは千空の出番か!?
千空の医学知識が姉の容態を改善させちゃうのか!?
千空はまずは重い重い水がめを運ぶ台車を作ってコハクを驚かせます。
前回の滑車の再利用。
そして斜面を直滑降して…大破?
なんかすごいな。
(車輪と道路は古代文明の基本で最古のものは紀元前7000年のメソポタミアだとか)
一気にコハクの村まで到着して一気に40人の村人紹介!
本当に怒涛のようなハイスピードで物語が進行していくなあドクターストーンは。
40人リストの中に気になるのが何人かいます。
コハクのすぐ下のルリはさきほど言ってた姉なのでしょう。
一人名前がない男がいますが、まさか名前の写植の入れ忘れなんていうことはないですよね。
もし誤植だったら公式か原作者稲垣理一郎がツイッターで訂正すると思うので、あの変な男の名前欄が空白なのは意図してのものなのでしょう。
……古くは白土三平のカムイ伝、相原コージのムジナのように、村の中に狂人が一人いてそいつは会話が通じないほどアヒャヒャ(゚∀゚)としてるんだけど、実は高い知能の者がずっと狂人のふりをしていた…というパターンがありますが、こいつもそんな感じだったりして。
いやでも今の時代のしかも少年ジャンプにそういうキャラを登場させるのはさすがにかなり困難かなあー。
あとルビィがBoichiがこのドクストと同時に週刊ヤングマガジンで週刊連載してるORIJINの広瀬と髪型が同じなのでつい似てると思ってしまいます。
さて村人の名前は鉱物の系統で統一されています。
しかしいくつかは原始生活とは全く無縁の金属の名前があったりします。
この名前の概念はどこから受け継がれているものなのでしょう?
同じような疑問を千空も感じています。
集落が存在して、村人は割と理知的な会話ができる(英語も話せるっぽい)けど、科学文明には無知。
何世代か前に複数人の石化解除現象があって子孫が続いてることは間違いなさそうなのに、一般現代人が持ってる程度の簡単な科学知識すらもすっかり失われています。
今ぱっと思いつく原因は…その初代には千空のような科学マンとそして司のような科学否定マンがいて、科学否定マンが科学マンを殺して村人も粛正した…とか。
あるいは粛清。
粛正と粛清はほとんど同じですが若干意味合いが違う言葉です。
粛清は殺すけど、粛正は殺しません。
進撃の巨人のレイス王や憲兵団が壁の中の技術発展を意図的に封じたようなのは粛清。
そんな焚書坑儒的なことがあったのでしょうか?
村に初めてやってきたよそ者千空とまずひと悶着あったのは村の若者金狼と銀狼。
しかし二人合わせてもコハクより格下らしいし、なによりシャボン玉を見ただけで恐れおののいてしまって、雑魚キャラ臭が。
まさに未開人と文明人。
与しやすしと判断した千空は満面のいい笑顔!
サクサクと村人を攻略です!次回に続く!
7月4日に待望の第1巻発売!