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全ページ袋とじの変な文庫本 泡坂妻夫 「生者と死者」

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新潮文庫 泡坂妻夫 「生者と死者 酩探偵ヨギ ガンジーの透視術」

 

……という文庫本をかなり昔に買ったのを発掘してきました。

 

今でも販売されてはいるっぽいです。

 

上の画像の通り文庫の全ページが袋とじというかアンカットというか紙がくっついたままの状態になっています。

 

もちろん乱丁本ではなく意図的にこう製本されています。

 

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取扱注意」だそうです。

 

表紙にある通り、この本はまずは袋とじを開けずに短編小説として読めるようになっています。

 

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65ページを読んだら袋とじの束ごとめくって次は80ページに飛びます。

 

ですが、文章は繋がっていて、飛び飛びのページなのに短編小説が完成されています。

 

 

それで本当に短い短編小説を読み終わったら次は、全部の袋とじを開けて別のものの長編小説が読める仕掛となっています。

 

今度は65ページの次は普通に66ページを読みます。

 

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すると短編で飛び飛びだった2ページが文章はそのままで今度は長編小説を構成する一部となっているようです。

 

私はこの本をなんとなく袋とじを開けないままずっとしまっておきました。

 

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短編小説の中にはこの「ヨギガンジー」とかいう探偵はどこにも一文字たりとも登場してません。とじてある中でのみ登場しているのでしょう。

 

なにぶん私は長編小説のほうを読んでないので、短編の残骸が消え失せて長編としても不自然なところがなくて完成度が高いのかどうかは知りません。

 

本当にこの仕掛けが物珍しくて買っただけのようなものです。

 

なんか開けるのがもったいないような気がします。

 

初めて発行されたのは20年くらい前のことで、どうやら一度刊行が終わってさらに復刻されたらしいです。

 

だから今も復刻版の購入が可能です

 

 

 

生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫)

生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫)

 

 

ブログに紹介してる人も多そうです。

 

でも私は復刻版じゃなくてオリジナル版のしかもアンカット状態のを持ってるんだぞ!とせせこましい自慢をしたかったのでした。

 

 

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泡坂妻夫の変な文庫はもう一冊あってどっちも面白いです。

 

「しあわせの書」はどんな仕掛けがあるのか言ってしまうとそれがそのままネタバレになってしまいます。

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