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ドクターストーン13話感想 皮を唾液で鞣せ!

週刊少年ジャンプ27号 Dr.STONE Z=13 第一章 STONE WORLD THE BEGINNING

 

司に頚椎を砕かれて復活薬を投与されて生死の境を彷徨っている千空ですが、今週から彼の回想編が始まり、彼の安否についてはこれからかなりの間置いておくことになりそうです。

 

ヤキモキしますが、まあ助かるんですよね?

 

というかこれから千空が大樹と再会するまでの間をじっくり描写しておいて、その後にやっぱり千空助かりませんでしたー!とはならないでしょうさすがに。

 

 

 

今週もセンターカラー表紙でした。

 

「ぼくたちは勉強ができない」と一緒に大人気御礼のカラー!

 

カラー表紙ってのはいいものです。

 

 

 

千空が例の奇跡の水の洞窟で石化から復活したところから回想編スタートです。

 

奇跡の水の洞窟の中に超天才少年の石像が無傷でいれたことがまず一番の奇跡です。

 

 目覚めた千空は慎重に起き上がり、最初に火の確保から試みます。

 

ついでにそのへんのお猿と対面。

 

お猿にとっては千空は見たこともないキモイお猿のようで、恐れられつつも興味の対象となります。

 

全身に毛も生えてないツルピカ猿

 

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毛といえば、お猿でも頭の毛ならハゲることはありうるのだそうです。

 

その理由は男性ホルモンによる典型的な男性型脱毛。

 

猿もハゲる

 

 

話を戻して、千空はキリモミ式火起こしに挫折して初日を終えてしまいました。

 

お猿からはバカにされてるようです。

 

 

翌日からは目先を変えて、まず石器作りへと移行しました。

 

そして植物の蔓からを作って、そこから弓キリ式火起こしと、必要なものを順序を追って作っていくようになりました。

 

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そしてやっと火を起こすことに成功。

 

お猿もビックリです。

 

 

 目覚めて2.3日は経過したのでしょうか、水はあるけど食べ物はどうしてるんでしょう。

 

火が確保できたから木の実や魚はとって食べれる?

 

そして鹿を狩ることには苦労しています。

 

しかし罠を工夫して見事狩猟に成功。

 

肉と同時に毛皮も獲得しました。

 

 

皮です、皮!

 

動物の皮はそのままでは使えません。

 

腐ったり乾燥で割れてしまったりします。

 

なので柔らかくさせて長持ちするよう薬品で化学変化させる必要があります。

 

それが「鞣し(なめし)」という作業。

 

鞣した皮のことをと呼びます。

 

鞣すにはタンニンやクロムといった薬品を使いますが、それがないときに有効なのが唾液の酵素なんだとか。

 

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千空が必死に皮をかじってるのは食べてるわけじゃなくて、鞣してるんですね。

 

確かさいとうたかをの「サバイバル」で見た記憶があります。

 

ドクストでは言葉で説明せずに、皮革製品の加工を「かみかみかみかみ」と「ビィ~」の擬音だけの描写で済ましました。

 

ただ「鞣し」を全く知らない人にはこのシーン千空が何をしているのか伝わりにくいのではないかと思いました。

 

悩ましいところです。

 

他作品で描写されていることですから、改めて説明するのもくどいのかもしれません。

 

そういえば鹿を解体するのも省略しました。

 

これもゴールデンカムイではわりと詳細に説明した記憶が新しいところです。

 

 

それにしても今週の話ですが、私がドクストの新連載2,3回目くらいまでの頃に「ドクストはこういうことをやっていく漫画になるのかな」と想像したことをまさに今やっています。

 

本編はすぐに司が登場してしまって以降はそれに振り回されっぱなしになってその予想は吹っ飛んでしまいましたから、今回想編でこういうのを見ると感慨深いです。

 

 かといってこのまま千空サバイバルを回想でずっと見ていたいかというとそうでもなくて、千空の安否司問題狼煙の女など気になるところを置いてしまっての回想なのですから、あまり長くなっても嫌かもしれません。

 

司問題には早々に決着をつけて、千空と大樹と杠(と狼煙の女たち?)とで文明作りに頑張っていくところをじっくり見たいです!

 

 

あと今週千空の行動にいいリアクションしてギャラリー役をやってくれてたお猿たちは大樹と再会するときには特に周囲にいませんでした。

 

今週限りの出番だったのか、今後あのお猿たちに何かが起こっていなくなるのか。

 

まあそこはあんまり気にするほどじゃないですか。

 

 

ともあれ千空はこれから必死に一人で生活基盤を構築していきます。

 

そのさなかにも石化の謎が気になりつつ、次回へ続く!

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